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J-GLOBAL ID:201802261031132302   整理番号:18A0795393

OPU-IVFに対する個々のドナー間のウシ胚産生の変動はin vitro成熟中の卵母細胞におけるグルタチオン濃度に密接に関連する【JST・京大機械翻訳】

Variations in bovine embryo production between individual donors for OPU-IVF are closely related to glutathione concentrations in oocytes during in vitro maturation
著者 (6件):
資料名:
巻: 113  ページ: 176-182  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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個々の卵母細胞ドナー間の胚生産の変化は,卵母細胞(OPU)と卵母細胞のin vitro成熟(IVM)を実行するとき,ウシ生産における重大な問題を表す。しかし,この問題の正確な原因は不明である。ここでは,IVM卵母細胞におけるグルタチオン(GSH)濃度と胚発生の間の関係を検討し,個々のドナー間の変異の潜在的原因を検討した。最初に,IVM卵母細胞におけるGSH濃度と各ドナー(N=11)に対する同じOPUセッションで収集した卵母細胞の胚盤胞発生率との間に高い正の相関(r=0.80)を見出した。第2に,有意に異なる胚盤胞発生率を有する2人のドナーを選択した。これらのドナーからの試料において,卵母細胞GSH濃度の動力学,及びIVM中の卵丘-卵母細胞複合体(COCs)におけるグルタチオンシンテターゼ(GSS)及びグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)遺伝子の遺伝子発現を調べた。IVMの0と24時間後に,最も高い胚盤胞発生率(高いドナー)を有するドナーからの卵母細胞は,最も低い胚盤胞発生率(低いドナー,P<0.05)を有するドナーからの卵母細胞より有意に高い卵母細胞GSH濃度を示した。IVMの4と9時間後に,GSH濃度は両ドナーからの卵母細胞で徐々に減少した。IVM後の0,4,および9時間におけるGSS発現レベルは,低ドナーからのCOCsにおけるよりも高ドナーからのCOCsにおいて有意に高かった(P<0.05)。IVM後の4および9時間における酸化ストレスのマーカーであるGPXの発現レベルは,高ドナーからのCOCsよりも低ドナーからのCOCsにおいて有意に高かった。最終的に,低ドナーから同じOPUセッションで集められた卵母細胞のIVM培地へのシステインの添加は,卵母細胞GSH濃度と胚盤胞発生率を有意に増加させた(P<0.05)。結論として,卵母細胞GSH濃度は個々のドナー間の胚発生の差に関連することを示した。著者らの結果は,IVM卵母細胞におけるGSH濃度の増加がドナー間の胚生産における個体差を減少させることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  繁殖管理 

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