デジタル建物モデルに基づくヤンゴンにある地方建物の特徴の理解

MURAO Osamu; USUDA Takuma; GOKON Hideomi; MEGURO Kimiro; TAKEUCHI Wataru; SUGIYASU Kazuya; YU Khin Than

文献

J-GLOBAL ID：201802261083168605 整理番号：18A0436760

デジタル建物モデルに基づくヤンゴンにある地方建物の特徴の理解

Understanding Regional Building Characteristics in Yangon Based on Digital Building Model

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著者 (7件)： , , , , , ,
資料名：
巻： 13 号： 1 ページ： 125-137 発行年： 2018年02月20日
JST資料番号： F1399A ISSN： 1881-2473 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

適切な災害対策を採るには,地震あるいは洪水のような自然災害に対する都市の脆弱性を査定することが政府にとって絶対に必要である。しかし,特に発展途上国では,都市あるいは地方に関する必要なデータセットを得ることが難しい。著者等は”ミャンマーの広範囲災害順応システムと共同プラットフォームの開発”と称するSATREPSプロジェクトに関係した,これは各地区の建物目録を含む数種のデータベースに基づくヤンゴン市のための都市脆弱性地図を作成することを目的としている。しかし,今までヤンゴン市は十分なデータをカタログ化していなかった。これに関連して,この都市の地方建物特性を理解し整理するため,この論文は,都市脆弱性評価のため遠隔感知画像から得られたデジタル建物モデル(DBM)データを使用する可能性を調査した。最初に,Sanchaung地区の野外調査を実施し,構造形式および階数のような建物特性を分析した。次に,比較解析のためにDBMデータを準備した。三番目に,都市の中央ビジネス地区に位置するLathaとPabedan地区で追加の野外調査を実施した。最後に,建物崩壊リスク評価にDBMの適用性を検討するため,調査から得られたDBMデータと実際の建物データを比較した。結果として,3m-7mのDBMデータは低層建物を示し,18m以上のDBMデータは高層建物を反映することが分かった。(翻訳著者抄録)

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自然災害

引用文献 (16件)：

O. Murao, K. Meguro, K. T. Yu, T. Matsushita, H. Gokon, T. Usuda, A. Komin, T. Kato, M. Koshihara, and M. Numada, “Consideration of Making Building Vulnerability Maps for Yangon City,” Procs. of the 6^th Int. Conf. on Science and Engineering 2015 (USB), 2015.
Bureau of Urban Development, Tokyo Metropolitan Government (TMG), “Your Community’s Earthquake Risk The Seventh Community Earthquake Risk Assessment Study,” 2013.
O. Murao, H. Gokon, K. Meguro, and K. T. Yu, “Tentative Building Vulnerability Assessment of Yangon,” Procs. of the 7^th Int. Conf. on Science and Engineering 2016 (USB), 2016.
M. Koarai, H. Sato, H. Une, and K. Amano, “Interpretation of geological hazard using high-resolution optical satellite imagery: Comparison of interpretation characteristics of satellite images,” J. of the Geological Society of Japan, Vol.114, No.12, pp. 632-647, 2008 (in Japanese).
S. Matsuzaki, F. Yamazaki, M. Estrada, and C. Zavala, “Visual Damage Interpretation of Buildings Using QuickBird Images Following the 2007 Peru Earthquake,” the 3^rd Asia Conf. on Earthquake Engineering, Bangkok, Thailand, p. 8, 2010.

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