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J-GLOBAL ID:201802261700725477   整理番号:18A0144704

非アルコール性脂肪性肝疾患の発生における受容体型チロシンホスファターゼデルタ遺伝子の多型【Powered by NICT】

Polymorphism of receptor-type tyrosine-protein phosphatase delta gene in the development of non-alcoholic fatty liver disease
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 283-290  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:いくつかの一塩基多型(SNP)は非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の発症と関連する。遺伝的因子の一つとして,PNPLA3rs73809(I148M)は,NAFLDの病因に関連するために重要である。他のSNPは,日本では不明であるので,著者らはNAFLDの日本人患者における新しい遺伝的変異体を同定するための1000以上の遺伝子を標的としたハイスループット配列決定を行った。【方法】は36NAFLD患者における本研究と27人の健康なボランティアを行った。ハイスループットシーケンサを用いて遺伝子変異を検出した。候補遺伝子は53種類のNAFLD患者と41名の健常志願者におけるTaqMan SNP遺伝子タイピング分析により検証した。候補遺伝子の機能を調べるために,著者らは培養肝細胞と肝組織の生化学的分析を行った。【結果】EXO1rs1047840,PTPRD rs35929428,IFNAR2rs2229207,CPOX rs1131857,IL23R rs1884444,IL10RA rs2228055,FAM3B rs111988437候補遺伝的変異体として同定され,PTPRD rs35929428は蛋白質機能障害を引き起こすSNP予測として抽出されたのみであった。検証解析では,PTPRD rs35929428はNAFLDの開発(P=0.015,オッズ比=5.00,95%信頼区間:1.33 18.70)と関連していた。さらに,PTPRD rs35929428はFib4屈折率と肝脂肪滴と関連していた。生化学的分析はPTPRD rs35929428は肝細胞におけるチロシン705シグナル伝達性転写因子3(Tyr705)の脱リン酸化を促進することを示した。【結論】PTPRD rs35929428はNAFLD患者における新規SNPであった。肝細胞におけるシグナル伝達性転写因子3(Tyr705)の脱りん酸化の増悪により,PTPRD rs35929428は肝臓脂質蓄積および線維症における役割,続いてNAFLDの開発を果たす可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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