文献
J-GLOBAL ID:201802261750287259   整理番号:18A1369576

10世紀のキルンの考古強度の推定:考古学的遺跡への綱川-Shaw古強度法の初めての適用

Archeointensity estimates of a tenth-century kiln: frst application of the Tsunakawa-Shaw paleointensity method to archeological relics
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号: May  ページ: 70:79 (WEB ONLY)  発行年: 2018年05月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
考古学的材料から再構成された古地磁気情報は,地磁気永年変化とコア動力学を明らかにすることに加えて,発掘された遺跡の考古学的年代を推定するために利用できる。地球磁場の方向と強度(考古方向および考古強度)は異なる方法を用いて確認でき,その多くは過去10年間にわたって提案されてきた。考古強度推定のための新しい実験技術の中に,綱川-Shaw法がある。本研究は,考古学的遺跡からの焼成粘土試料から考古強度を再構成するための綱川-Shaw法の妥当性を実証した。この手法の妥当性をIZZI-Thellier法との比較により試験した。得られた強度値は標準偏差(1σ)レベルで一致した。キルン炉の表面から集めた8つの焼成粘土ブロックから綱川-Shaw法に対する8試料とIZZI-Thellier法に対する16試料の合計をこれらの実験に用いた。それらの中で,8つの試料(綱川-Shaw法に対して)と3つの試料(IZZI-Thellier法に対して)は,妥当性の最終評価に使用される厳密な選択基準のセットを通過した。さらに,岩石磁気実験,鉱物分析,および古方向測定を行い,古強度実験に対する焼成粘土試料の適合性を評価し,その結果,試料特性が古強度実験を実施するために理想的であることを確認した。新しく推定された考古地磁気強度値は,日本における10世紀に対する他の古強度法を用いた以前の研究におけるものよりも低かったことは注目に値する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
古地磁気・岩石磁気 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る