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J-GLOBAL ID：201802262198674582   整理番号：18A0736116

北海道における温室効果ガス排出削減目標に対する長期的な最適導入技術解析

Analysis of long-term optimal introduction of technologies for the reduction of greenhouse gas in Hokkaido

著者 (3件)： 藤原貴弘 (北大 大学院工学院) ,  田部豊 (北大 大学院工学研究院) ,  近久武美 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 84  号： 859  ページ： ROMBUNNO.17-00449(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,2010年から2050年までの40年間に北海道で排出されるCO2総量に対して設定した削減目標を,最小コストで実現するための長期的な技術導入選択に関する解析を行ったものである。本解析は産業,住宅,オフィス,運輸など北海道内全ての部門を考慮し,線形計画法による最適化モデルMARKALを用いて行った。結果より,40年間の積算排出量を38%削減した場合,排出削減しない場合と比較して総コストは18%増加し,また積算排出量を20%削減した場合のコスト増加は3%になるといったことなどが明らかとなった。入力データが多少増減した場合においても全体的な傾向は概ね変化せず,本解析により排出削減目標に対する概略的な変化傾向を示すことが出来た。(著者抄録)

シソーラス用語： *北海道 ,  *温室効果ガス排出量 ,  減少 ,  原価 ,  *最小化問題 ,  産業 ,  住宅 ,  輸送 ,  線形計画法 ,  システムモデル ,  モデル ,  エネルギー輸送 ,  技術 ,  最適化モデル
準シソーラス用語： MARKAL

分類 (2件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

引用文献 (10件)：

• Akimoto, K. and Sano, T., Analyses on japan's GHG emission reduction target for 2050 in light of the 2°C target stipulated in the paris agreement, e-Journal of Japan Society of Energy and Resources, Vol.38, No.1 (2017) (in Japanese).
• International Energy Agency, World energy outlook 2010 (2010), available from <http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/index.html>, (accessed on 30 September, 2017).
• Komiyama, R. and Fujii, Y., Optimal integration of variable renewables in electric power systems of japan, Journal of Energy Engineering, Vol.143, Issue 3 (2017).
• Loulon, R., Goldstein, G. and Noble, K., Documentation for the MARKAL family of model (2004).
• Ministry of the Environment, Study of potential for the introduction of renewable energy (2011), available from <http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/index.html>, (accessed on 30 September 2017) (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (5件)： 北海道 ,  温室効果ガス排出削減 ,  目標 ,  長期 ,  解析