文献

J-GLOBAL ID：201802262371629061   整理番号：18A0563213

油脂源の違いが高フルクトース食摂取ラットの糖・脂質代謝に及ぼす影響

Effect of Fat Types in High Fructose Diet on Sugar and Lipid Metabolism in Rats

著者 (6件)： 柄本なつみ (帝塚山学院大) ,  池田高紀 (帝塚山学院大) ,  梁川啓人 (帝塚山学院大) ,  田中裕滋 (近畿大) ,  上硲俊法 (近畿大) ,  小川博 (帝塚山学院大)
資料名： 帝塚山学院大学人間科学部研究年報  (Annual Report. Faculty of Human Sciences, Tezukayama Gakuin University)
号： 19  ページ： 134-152  発行年： 2017年12月20日 
JST資料番号： L4901A  ISSN： 1884-4812  資料種別： 年次報告 (Y)
発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フルクトースの過剰摂取は,インスリン抵抗性や脂質代謝異常を惹起することが知られている。このため,高フルクトース食を摂取させたラットやマウスは糖・脂質代謝研究での実験モデルとして汎用されている。しかし,高フルクトース食に含まれる油脂源の違いが,インスリン抵抗性や脂質代謝に及ぼす影響についての報告はほとんどない。本実験では,高フルクトース食に用いる油脂源として大豆油とオリーブオイルを使用し,糖・脂質代謝に及ぼす影響について検討した。その結果,高フルクトース食の大豆油に替えてオリーブオイルを用いた場合,血中トリグリセリドおよび遊離脂肪酸濃度の上昇がもたらされ,そのメカニズムとして,肝臓の脂肪酸合成系の亢進によることが推察された。(著者抄録)

タイトルに関連する用語 (6件)： 油脂 ,  高フルクトース食 ,  摂取 ,  ラット ,  糖 ,  脂質代謝