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J-GLOBAL ID：201802263097695624   整理番号：18A1236817

舶用エンジンのシリンダとピストンリング間の潤滑

Lubrication between Cylinder and Piston Rings in Marine Engines

著者 (1件)： 濱武俊朗 (大分大学)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 63  号： 6  ページ： 408-415(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 内燃機関は,燃費を向上させ,排気ガスを低減することが強く求められている。エンジンの熱効率は,機械的摩擦損失を低減することによって改善できる。ピストン組立の摩擦損失は,全摩擦損失の約40%を占める。小型4ストロークサイクルディーゼルエンジンにおけるシリンダとピストンリングパック間の混合潤滑の理論解析を提示した。解析は,PatirとChengの平均流量モデルとLeeとRenのアスペリティ接触モデルから成った。前者は流体力学的膜圧力を決定し,後者は接触圧と実際の接触圧を推定した。膜厚,摩擦および潤滑剤の輸送特性に及ぼす表面粗さ,潤滑剤粘度,リング張力およびトップリングの滑り表面プロファイルのような影響因子について考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ディーゼル機関 ,  *船用機関 ,  燃料消費率 ,  効率化 ,  排気ガス制御 ,  熱効率 ,  摩擦損失 ,  ピストン ,  シリンダ ,  *内燃機関 ,  混合潤滑 ,  ピストンリング ,  接触圧 ,  潤滑剤 ,  膜厚 ,  流体力学 ,  表面粗さ ,  粘度 ,  張力 ,  *潤滑
準シソーラス用語： 4ストローク機関 ,  アスペリティモデル ,  影響因子 ,  舶用ディーゼル機関 ,  輸送特性 ,  理論解析

著者キーワード (12件)： 舶用ディーゼル機関 ,  シリンダ ,  ピストンリングパック ,  混合潤滑 ,  摩擦 ,  潤滑剤輸送 ,  舶用ディーゼル機関 ,  シリンダ ,  ピストンリングパック ,  混合潤滑 ,  摩擦 ,  潤滑剤輸送

分類 (2件)： 圧縮点火機関  (PB02030N) ,  潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (24件)：

• 1) 内貴・河合・川本・竹田・林:ハイブリッド自動車用 1.8L ガソリンエンジンの開発,自動車技術会学術講演会前刷集, 79-09 (2009) 1.
• 2) N. PATIR & H. S. CHENG : An Average Flow Model for Determining Effects of Three-Dimensional Roughness on Partial Hydrodynamic Lubrication, Trans. ASME, Ser. F, <b>100</b>, 1 (1978) 12.
• 3) N. PATIR & H. S. CHENG : Application of Average Flow Model to Lubrication between Rough Sliding Surfaces, Trans. ASME, Ser. F, <b>101</b>, 2 (1979) 220.
• 4) S. M. ROHDE : A Mixed Lubrication Model for Dynamically Loaded Contacts with Application to Piston Ring Lubrication, Proc. the 7th Leeds-Lyon Symposium on Tribology, Westbury House (1980) 262.
• 5) J. A. GREENWOOD & J. H. TRIPP : The Contact of Two Nominally Flat Rough Surfaces, Proc. Instn. Mech. Engrs., <b>185</b>, 48 (1971) 625.

タイトルに関連する用語 (4件)： 舶用エンジン ,  シリンダ ,  ピストンリング ,  潤滑