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J-GLOBAL ID:201802263174388766   整理番号:18A0775821

金属材料の相転移物性と格子力学不安定性

Correlation between Phase Transition Properties and Lattice-dynamical Instabilities in Metallic Materials
著者 (3件):
資料名:
号: 410  ページ: 2-15  発行年: 2018年04月25日 
JST資料番号: G0186A  ISSN: 2187-8196  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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相転移は,ある特徴的な安定性や剛性を有した相が,熱,応力,化学ポテンシャルや光といった“外力”に対して,比較的大きく壊れる応答現象として捉えることができる。経験的ポテンシャルや電子構造計算を利用し,Bainパス,PALI歪(Physically Allowed Lattice-Invariant)や一般化積層欠陥エネルギー曲面(generalized stacking fault energy surface)の概念から,典型的な一次の相転移(融解やマルテンサイト変態)と格子歪エネルギー論の相関を系統的に調査した研究を紹介した。様々な原子シミュレーションで見出された弾性,エネルギー,及び格子力学的不安定性と一次相転移挙動の相関関係を概念的に議論し,これらの経路に沿った格子力学的不安定性が,鉄鋼材料でのマルテンサイト変態の理解にも重要な知見を与えることを述べた。さらに,本理論研究に関連する実験研究として,超音波パルス法を利用した冷却過程における,鋼のマルテンサイト変態過程の弾性物性その場測定に関する研究について紹介した。多結晶の鋼合金で確認されたオーステナイトの相安定性と弾性率との間の相関を,上記の理論的概念に基づいて議論した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
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