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J-GLOBAL ID:201802263204529975   整理番号:18A1106648

中国のハーブ抽出物SU-Duxingはin vitroでの野生型およびエンテカビル耐性B型肝炎ウイルス(HBV)に対する強力な阻害効果を示し,マウスモデルにおけるHBV複製を効果的に抑制する【JST・京大機械翻訳】

Chinese herbal extract Su-duxing had potent inhibitory effects on both wild-type and entecavir-resistant hepatitis B virus (HBV) in vitro and effectively suppressed HBV replication in mouse model
著者 (14件):
資料名:
巻: 155  ページ: 39-47  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,漢方薬から抽出された医薬品であるSu-duxingの抗HBV効果と主要活性化合物を研究することであった。HBV複製細胞系HepG2.2.15(野生型)とHepG2A64(エンテカビル耐性)をin vitro試験に用いた。1.3mer野生型HBVゲノムを持つアデノ随伴ウイルスに感染したC57BL/6マウスをin vivo試験に用いた。HBV複製中間体とHBsAgレベルに対するSuduxing(10μg/mL)の阻害率は,HepG2.2.15細胞で75.1%,51.0%,HepG2A64細胞で65.2%,42.9%であった。HBV複製中間体に対するSu-duxingおよびエンテカビルの50%阻害濃度は,野生型HBVと比較してエンテカビル耐性HBVに対してそれぞれ0.2倍および712.5倍増加した。Su-duxingとエンテカビルの併用は,各薬剤の単独よりも良好な抗HBV効果を示した。Su-duxing(4mg・kg(-1)d(-1))で2週間処理したマウスは,血清HBV DNAの1.39log_10IU/mL減少,血清HBsAgとHBeAgレベルの48.9%と51.7%の減少を示した。GeneChipとKEGG分析は,抗HBV機構がHBx安定性とウイルス複製の緩和,初期細胞周期チェックポイントの脱制御,およびI型インターフェロンの誘導を含むことを提案した。定量的RT-PCR法により,CCNA2,ATF4,FASおよびCDKN1A発現レベルには,Su-duxing処理群と対照群の間に有意差があることが確認された。HBVに対する6つの活性化合物(マトリン,オキシマトリン,クロロゲン酸,ソホカルピン,Baicalein,およびWogonin)をSu-duxingにおいて同定した。いくつかの化合物対において,各単一化合物と比較して,より大きな抗HBV効果が観察された。結論として,Su-duxingは野生型およびエンテカビル耐性HBVの両方に対して強力な阻害効果を有していた。その効果は,その組成における活性化合物の協調的役割と関連していた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 

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