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J-GLOBAL ID:201802263487534827   整理番号:18A0976922

きのこの害菌問題に関する研究を通じて-害菌対策の注意点と地球温暖化のきのこ栽培への影響について-

Through studies on harmful microorganisms to mushroom cultivation-points of countermeasure against harmful microorganisms and influences of global warming on mushroom cultivation-
著者 (1件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 10-17  発行年: 2018年04月30日 
JST資料番号: L6615A  ISSN: 1348-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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きのこの栽培を行う上で絶えず意識しておく必要があるのが害菌問題である。害菌対策を考える上では,発生している害菌が「何」であるのか,どんな特徴を持つのかを把握することが重要である。そこで,本稿でははじめに主要な害菌の特徴を紹介する。また,その害菌に対する対策の提案を行う。次に,近年進行中の地球温暖化の害菌被害への影響に関する試験結果を紹介する。主な試験結果として,1)シイタケ菌糸は高温条件下(33°C)でTrichoderma harzianumの侵害を受けやすくなること,2)最高気温が30°Cを超える日数が多い地域で,T.harzianumのシイタケほだ木からの分離率が高くなること,3)Hypocrea lacteaは空気感染により被害を拡大していること,4)食酢にはH.lacteaに対する防除効果があること,が分かった。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  菌類による植物病害  ,  植物の病虫害防除一般 
引用文献 (35件):
  • 1) 宮崎和弘:きのこ害菌問題の研究を通じて,日本きのこ学会ニュースレター,1, 2-6 (2010)
  • 2) 古川久彦・野淵 輝:増補改訂版栽培きのこ害菌・害虫ハンドブック,(社)全国林業改良普及協会,東京,282 p (1996)
  • 3) 新田 剛・宮崎和弘:きのこ菌床栽培における害菌の病原性の判別, 九州森林研究,60, 155-158 (2007)
  • 4) 日本植物病理学会:日本植物病名目録, 日本植物防疫協会, 東京, pp 271-276 (ただし,一部の病害については,日本植物病名データベースを参考とした.日本植物病名データベースURL: http://wwwgeneaffrcgojp/databases-micro_pl_diseasesphp) (2000)
  • 5) 竹内清美・市村昌紀・篠田清嗣・佐藤拓也・後藤哲久:「エノキタケ目玉焼き症状」原因菌の究明と簡易同定法, 日本きのこ学会第15大会講演要旨集, pp 127 (2011)
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