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J-GLOBAL ID:201802263533047426   整理番号:18A0082849

スイギュウにおける乳生産形質に影響を及ぼす量的形質遺伝子座を同定するためのゲノムワイド関連研究【Powered by NICT】

Genome-wide association studies to identify quantitative trait loci affecting milk production traits in water buffalo
著者 (13件):
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巻: 101  号:ページ: 433-444  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水牛は,世界中の牛乳供給の二番目に大きな資源であり,脂肪,蛋白質,ラクトース,ビタミン,及び無機質含量の点で特徴的な乳品質のためのよく知られている。乳生産形質の遺伝的構造は,スイギュウ繁殖産業による将来の改善にとって重要である。ゲノムワイド関連研究(GWAS)の進歩は重要な経済的形質に影響する潜在的な遺伝的変異体を同定する機会を提供する。本研究では,GWASは90K AffymetrixスイギュウSNPアレイ(Affymetrix/Thermo Fisher Scientific,Santa Clara,CA)を用いて1,424泌乳記録489スイギュウを行った。まとめると,2ゲノム領域に4候補一塩基多型(SNP)は水牛乳生産形質と関連することが分かった。乳脂肪および蛋白質率に影響する1つの領域はBos taurus常染色体(BTA)3の等価,43.3~43.8Mb,最も可能性の高い候補遺伝子MFSD14A,SLC35A3,PALMDを含むにわたるに位置していた。66.5~67.0MbでBTA14の等価に他の領域は候補遺伝子を含んでいたRGS22とVPS13B及び水牛全乳量,脂肪収量,蛋白質収量に影響した。興味深いことに,領域の両方が乳牛の泌乳能力に影響を及ぼす量的形質遺伝子座を有することが報告された。さらに,AX85106096遺伝子座でのAX85148558とAX85073877遺伝子座とG対立遺伝子でのC対立遺伝子を持つスイギュウはこの水牛育種プログラムにおける乳脂肪収率を改善するために選択できることを示唆した。一方,AX85063131遺伝子座でのG対立遺伝子は,乳蛋白質率を改善するための有利な対立遺伝子として用いることができる。ゲノム予測は6乳生産形質のゲノム推定育種価(GEBV)の信頼性は,0.06~0.22の範囲であり,推定された育種価とGEBV間の相関は0.23~0.35の範囲であることを示した。これらの知見は,水牛乳特性の遺伝的基礎を理解するための有用な情報を提供し,ゲノムアプローチを用いてスイギュウ育種プログラムを加速する役割を果たす可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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牛  ,  飼育動物の育種 

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