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J-GLOBAL ID:201802263730837566   整理番号:18A0081678

ほ乳類低温誘導性蛋白質の誘導におけるTRPV3とTRPM8イオンチャンネル蛋白質の関与【Powered by NICT】

Involvement of TRPV3 and TRPM8 ion channel proteins in induction of mammalian cold-inducible proteins
著者 (9件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 935-940  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低温誘導RNA結合蛋白質(CIRP),RNA結合モチーフ蛋白質3(RBM3)とセリンおよびアルギニンリッチスプライシング因子5(SRSF5)は中程度の低温に応答して転写的に上向き制御されるRNA結合蛋白質とほ乳類細胞における細胞ストレスもさまざまである。これら低温誘導性蛋白質(CIP)の誘導は,一過性受容体電位(TRP)V4チャンネル蛋白質に依存するが,そのイオンチャンネル活性に依存しないようであった。TRPV4に加えて,TRPV3とTRPM8はCIPの誘導に必要であることを報告した。TRPV4ノックアウト(KO)マウスの肺からの細胞株を確立し,ウエスタンブロット分析によりそれらのCIPの誘導を観察した。TRPV4きっ抗薬RN1734は野生型マウス細胞の誘導を抑制し,TRPV4KO細胞ではしなかった。TRPV3とTRPM8に対するTRPV3チャンネル遮断薬S408271とTRPM8チャネル遮断薬AMTBだけでなく,siRNAはマウスTRPV4KO細胞およびヒトU-2OS細胞におけるCIP誘導を抑制した。TRPV3チャンネル作動薬2-APBはCIP発現を誘導したが,カンファーはそうではなかった。TRPM8チャンネル作動薬はWS12なかった。これらの結果は,TRPV4,TRPV3とTRPM8蛋白質ではなく,それらのイオンチャンネル活性は,32°CでCIPの誘導に必要なことを示唆した。37°Cと32°CでのこれらのTRPチャンネルと特異的に相互作用する蛋白質の同定は,低体温によるCIP誘導の基礎となる機構を解明する助けとなるであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 

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