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J-GLOBAL ID：201802263751107618   整理番号：18A2052507

ポリ(4-メチル-1-ペンテン)融液の圧力誘起構造変化に関する分子動力学研究

Molecular Dynamics Studies on Pressure-Induced Structural Change of Poly(4-methyl-1-pentene) Melts

著者 (2件)： HAGITA Katsumi (National Defense Acad., Kanagawa, JPN) ,  SENDA Yasuhiro (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 87  号： 11  ページ： 114803.1-114803.6  発行年： 2018年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(4-メチル-1-ペンテン)融液における中距離秩序の圧力誘起構造変化を合同原子分子動力学(UAMD)シミュレーションにより調べた。ここで,高分子の観点からDREIDING力場(FFs)に対する合同原子への粗視化の修正を考慮し,そしてTraPPE-UA及びOPLS-UAのような最先端のFFsと比較した。著者らは,鋭い第一回折ピーク(FSDP)及び第二ピークのピーク位置の挙動が,Chiba et al. Phys. Rev. E 85, 021807 (2012)の実験の結果とよく一致することを確認した。TraPPE-UA FFは,DREIDING及びOPLS-UA FFsより良好な再現を示した。著者らは,修正DREIDING FFを用いたUAMDシミュレーションが,1.07倍の長さの差に対応する1.23倍の密度差はあるが,微視的構造から生じた構造特性を良く再現と結論付けた。FSDPの特性を調べるため,著者らは,デンドリマ型側鎖を持つ重合体として認識できるポリ-4-イソブチル-6-メチル-1-ヘプテンを分析した。著者らは,FSDPのピーク位置が側鎖基のサイズに依存することを明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *融解高分子 ,  ポリメチルペンテン ,  *圧力効果 ,  構造因子 ,  温度依存性 ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション ,  *構造相転移 ,  ピーク値 ,  側鎖 ,  X線回折 ,  相関長 ,  力の場 ,  密度
準シソーラス用語： ポリ(4-メチル-1-ペンテン) ,  *液液相転移 ,  主鎖 ,  粗視化

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

引用文献 (44件)：

• A. Chiba, N. Funamori, K. Nakayama, Y. Ohishi, S. M. Bennington, S. Rastogi, A. Shukla, K. Tsuji, and M. Takenaka, Phys. Rev. E 85, 021807 (2012).
• A. Chiba, J. Mol. Liq. 200, 28 (2014).
• A. Chiba, M. Inui, Y. Kajiwara, K. Fuchizaki, and R. Akiyama, J. Chem. Phys. 146, 194503 (2017).
• O. Mishima and H. E. Stanley, Nature 396, 329 (1998).
• P. H. Poole, F. Sciortino, U. Essmann, and H. E. Stanley, Nature 360, 324 (1992).

タイトルに関連する用語 (6件)： 4-メチル-1-ペンテン ,  融液 ,  誘起 ,  構造変化 ,  分子動力学 ,  研究