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J-GLOBAL ID：201802263963654475   整理番号：18A0591045

電子動力学シミュレーションコードのメニーコアプロセッサとGPUにおける性能比較

著者 (6件)： 廣川祐太 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  朴泰祐 (筑波大 計算科学研究セ) ,  朴泰祐 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  植本光治 (筑波大 計算科学研究セ) ,  佐藤駿丞 (Max Planck Inst. for the Structure and Dynamics of Matter) ,  矢花一浩 (筑波大 計算科学研究セ)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： HPC-163  ページ： Vol.2018-HPC-163,No.23,1-11 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月21日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまで,我々は電子動力学シミュレータ“ARTED”についてメニーコアプロセッサ向けの最適化・性能評価を行い,Intel Knights Landing(KNL)にて十分な性能が得られたことを報告している。本研究では,アクセラレータとして広く用いられているNVIDIA Tesla P100,V100GPUでの性能評価を行い,Intel Xeon Phi7250(KNL)と,Xeon Gold6148(Skylake-SP)も含めて性能比較を行った。V100GPUは,全体性能についてP100とKNLに対し2倍の性能を達成し,アプリケーションの支配的な計算である25点ステンシルはKNLに対し3倍近くの性能を達成した。また,V100+OpenACCがステンシル計算で約25%の実行効率を達成し,V100はOpenACCを用いたディレクティブベースのGPUアプリケーション開発でもCUDAと遜色ない十分な性能が期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *動力学 ,  *計算機コード ,  *マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  *比較 ,  データ処理システム ,  数値計算 ,  応用プログラム ,  プログラミング環境
準シソーラス用語： *電子動力学 ,  *シミュレーションコード ,  *メニーコア・プロセッサ ,  *GPU【プロセッサ】 ,  *性能比較 ,  アクセラレータ ,  ステンシル計算 ,  CUDA

分類 (3件)： 汎用演算制御装置  (JC04020N) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  応用プログラミング言語  (JD03052Y)

引用文献 (20件)：

• 廣川 祐太,朴 泰祐,佐藤 駿丞,矢花一浩:電子動力学シミュレーションのステンシル計算最適化とメニーコアプロセッサへの実装,情報処理学会論文誌コンピューティングシステム (ACS), Vol. 9, No. 4, pp. 1-14 (2016).
• 廣川 祐太,朴 泰祐,植本 光治,佐藤 駿丞,矢花一浩: 電子動力学シミュレーション ARTED の KNL システム Oakforest-PACS での全系性能評価,第160回HPC研究会,Vol. 2017-HPC-160, No. 20 (2017).
• M. Noda, K. Ishimura, K. Nobusada and et al.: Massively-parallel electron dynamics calculations in realtime and real-space: Toward applications to nanostructures of more than ten-nanometers in size, Journal of Computational Physics, Vol. 265, No. 14, pp. 145-155 (2014).
• SALMON (Scalable Ab-initio Light-Matter simulator for Optics and Nanoscience): http://salmon-tddft.jp/.
• TOP500: https://www.top500.org/.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子動力学 ,  シミュレーションコード ,  メニーコアプロセッサ ,  GPU ,  性能比較