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J-GLOBAL ID：201802263981395971   整理番号：18A1129350

ポリイミド膜の異方性線形及び体積熱膨張挙動に及ぼす鎖充填及び構造異性の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of chain packing and structural isomerism on the anisotropic linear and volumetric thermal expansion behaviors of polyimide films

著者 (3件)： Okada Tomohiro (Department of Chemical Science and Engineering, Tokyo Institute of Technology, Ookayama 2-12-1-E4-5, Meguro-ku, Tokyo, 152-8552, Japan) ,  Ishige Ryohei (Department of Chemical Science and Engineering, Tokyo Institute of Technology, Ookayama 2-12-1-E4-5, Meguro-ku, Tokyo, 152-8552, Japan) ,  Ando Shinji (Department of Chemical Science and Engineering, Tokyo Institute of Technology, Ookayama 2-12-1-E4-5, Meguro-ku, Tokyo, 152-8552, Japan)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 146  ページ： 386-395  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4種類の異性体ポリイミド(PI)の異方性線形及び体積熱膨張挙動を熱機械分析及び光学干渉測定に基づいて調べた。異なる鎖充填密度を有するポリ(p-フェニレン3,3′,4,4′-ジフェニルジイミド)(sBPDA/PPD)のPI膜の間で,より高い屈折率を有する膜は体積熱膨張係数(CVE)を示し,より少量の自由体積がガラス転移温度(T_g)よりもはるかに低い温度でもより小さいCVEをもたらすことを示した。準線形sBPDA構造を含むPI膜は,曲がった2,3′,3,4′-ジフェニルジイミド(aBPDA)構造を含むものより小さいCVEsを示した。一方,曲げm-フェニレン(MPD)結合を有するPI膜は,線形p-フェニレン(PPD)結合を含むものより小さいCVEsを示した。sBPDA/MPDは,より低い充填係数にもかかわらず,sBPDA/PPDよりも有意に小さいCVE(113.7ppm/K)を示した。この値は固体高分子の中で最小のCVEである。動的機械分析及び立体配座エネルギー計算による立体化学構造の考察に基づいて,m-フェニレン結合におけるπ-フリップ回転が立体的に阻害され,p-フェニレン結合におけるπ-フリップ回転が後者において許容されるので,MPDを含むPIの局所分子運動はそれらのT_gsよりも固体状態においてより制限された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分子運動 ,  *熱膨張 ,  熱膨張係数 ,  立体配座 ,  高分子 ,  動的機械分析 ,  エネルギー計算 ,  立体化学 ,  ガラス転移点 ,  *異方性 ,  自由体積 ,  屈折率 ,  *線形性 ,  固相
準シソーラス用語： 充填密度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 体積熱膨張 ,  ポリイミド ,  チェーンパッキング ,  構造異性 ,  異方性 ,  局所運動

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリイミド膜 ,  異方性 ,  線形 ,  体積 ,  熱膨張 ,  挙動 ,  構造異性