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J-GLOBAL ID:201802264211300518   整理番号:18A1112143

カプサイシンによる口腔刺激が自律神経系と脳における唾液分泌と神経活動に及ぼす影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of oral stimulation with capsaicin on salivary secretion and neural activities in the autonomic system and the brain
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 116-123  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3439A  ISSN: 1991-7902  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カプサイシン摂取は胃粘膜保護作用を有し,エネルギー消費を促進することが報告されているが,カプサイシンによる経口刺激に対する生理学的反応は解明されていない。そこで,唾液分泌,自律神経活動および脳波(EEG)の変化を測定することにより,口腔の健康および精神状態に対する経口カプサイシン刺激の影響を検討した。18人の健常成人が本研究に参加した。カプサイシンと5つの基本味溶液の刺激濃度を各被験者における各刺激の測定閾値に基づいて測定した。カプサイシンおよび味刺激により誘導された分泌唾液の重量および唾液分泌免疫グロブリンA(SIgA)濃度の変化を測定した。唾液α-アミラーゼ活性と心拍変動性(HRV)を自律神経活動の指標として測定した。EEGから,心理学的条件を,θ,α,およびβバンドのパワーを測定することによって分析した。唾液分泌速度は,脱イオン水と比較してカプサイシン,NaClおよびクエン酸による刺激により有意に増加し,カプサイシンは試験した刺激の中で最も強力な効果を示した。1分当たりのSIgAの分泌量はカプサイシン刺激により上昇した。唾液α-アミラーゼ活性とHRV分析はカプサイシンにより誘導された交感神経活性の上昇を示した。EEG分析はβバンドパワーの有意な増加を示した。これらの結果は,カプサイシンによる経口刺激が,唾液流とSIgA分泌を増加させ,交感神経とEEG変化によって示されるように,身体的および精神的状態を強化することによって,経口条件を改善するのに有効である可能性があることを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の感覚  ,  口腔,食道 
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