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J-GLOBAL ID：201802264460082507   整理番号：18A0322480

SnortのPCREからVerilog HDLへの自動変換

Automatic Conversion from Snort PCRE to Verilog HDL

著者 (3件)： 福田真啓 (北陸先端科学技術大学院大) ,  福田真啓 (石川工高専) ,  井口寧 (北陸先端科学技術大学院大 情報社会基盤研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 378(CPSY2017 106-132)  ページ： 95-100  発行年： 2018年01月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,SnortのPCRE(Perl Compatible Regular Expressions)を自動的にVerilog HDL化する方法について紹介する。Snortのような侵入検知システムを高速なネットワーク機器に組み込む場合,PCREのパターンマッチング処理を低遅延で実行する必要がある。このPCREを効率的なハードウェアに自動変換するツールを開発している。生成する回路は多数のSTE(State Transition Element)などから成る。本ツール自体も将来的にハードウェア化してストリーム処理することで高速化するつもりであり,そのために再帰のない自動変換にした。本ツールにより7,616種類のPCREを自動的にVerilog HDL化した。そのうち50種類を回路合成した際のリソース使用量はFFが690,LUTが723であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *システム ,  *ハードウェア記述言語 ,  *変換 ,  パターンマッチング ,  回路合成 ,  遅れ ,  FPGA ,  生産
準シソーラス用語： *侵入検知システム ,  *Verilog ,  *自動変換 ,  低遅延 ,  自動生成

分類 (3件)： 計算機網  (JC03000K) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  半導体集積回路  (NC03162T)

引用文献 (6件)：

• Snort, http://www.snort.org, 参照 Aug. 16th, 2017.
• S. Pu, C.-C. Tan and J.-C. Liu, “Sa2px: A Tool to Trnslate Spamassassin regular expression rules to posix,” in Proc. of Sixth Conference on Email and Anti-Spam, pp.1-10, 2009.
• P. Dlugosch, D. Brown, P. Glendenning, M. Leventhal, and H. Noyes, “An efficient and scalable semiconductor architecture for parallel automata processing,” IEEE Trans. on Parallel and Distributed Systems, vol.25, iss.12, pp.3088-3098, Dec. 2014.
• I. Roy, A. Srivastava, M. Nourian, M. Becchi, and S. Aluru, “High Performance Pattern Matching using the Automata Processor,” IEEE Parallel and Distributed Processing Symposium, pp.1123-1132, July 2016.
• 福田 真啓, 井口 寧, “NIDSのPCREのパターンマッチングのFPGA実装とその高速化・省メモリ化,” 信学技法 RECONF2017-37, vol.117, no.279, pp.1-6, Nov.2016.

タイトルに関連する用語 (3件)： Verilog ,  HDL ,  自動変換