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J-GLOBAL ID：201802264532265469   整理番号：18A2235226

屋外に暴露された中規模柱試験体の空隙構造に関する検討

Pore structure of middle scale column specimens exposed outdoors

著者 (3件)： 横山勇気 (東京大学大学院 工学系研究科) ,  酒井雄也 (東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門) ,  岸利治 (東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門)
資料名： 生産研究  (Journal of Institute of Industrial Science, the University of Tokyo)
巻： 70  号： 6  ページ： 443-445(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0185A  ISSN： 0037-105X  CODEN： SEKEAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 屋外で暴露され,材齢7 年8 カ月経過した中規模柱試験体の表層品質を把握するため,水銀圧入法により空隙構造の分析を行った.その結果,養生方法や5% 程度のW/C の差異によらず,降雨等の影響が大きい箇所に比べ,降雨等の影響が小さい箇所の空隙構造は粗大化した.材齢28 日と7 年8 カ月の時点での空隙構造を分析した結果,表層部ほど空隙が粗大化していることを確認した.また,材齢の経過に伴い,同一配合の供試体でも柱面によって空隙構造に差異が見られた要因として,雨水による再水和や日射による乾燥が影響している可能性を指摘した.(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *柱 ,  屋外 ,  *曝露試験 ,  細孔構造 ,  計測 ,  *空隙率 ,  細孔径分布 ,  養生 ,  水セメント比 ,  材令 ,  表面性状 ,  雨水 ,  日射
準シソーラス用語： 空隙構造 ,  水銀圧入法

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  柱  (HD03030S)

引用文献 (20件)：

• 1) 土木学会:構造物表層のコンクリート品質と耐久性能検証システム第二期成果報告書およびシンポジウム講演概要集,コンクリート技術シリーズ97, 2012.
• 2) Torrent, R.:A two-chamber vacuum cell for measuring the coefficient of the permeability to air of the concrete cover on site, Materials and Structures, V.25, No.6, pp.358-365,1992.
• 3) Torrent, R., Moro, F. and Jornet, A.:Coping with the Effect of Moisture on Air-Permeability measurements, Intern. Workshop on Performance-based Specification and Control of Concrete Durability, pp.489-498,2014.
• 4) 半井健一郎,Torrent,R.J.:表層透気試験(トレント法)の実務展開,コンクリート工学,Vol.52,No.7,pp.595-600,2014.
• 5) 林和彦, 細田暁:コンクリート実構造物に適用できる表面吸水試験方法の開発, コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, pp.1769-1774, 2011.

タイトルに関連する用語 (5件)： 屋外 ,  暴露 ,  中規模 ,  試験体 ,  空隙構造