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J-GLOBAL ID：201802264889966457   整理番号：18A0184755

交通流シミュレーションを用いた自律型自動運転自動車の交通流への影響分析~金沢市・珠洲市を例にして~

著者 (4件)： 工保淳也 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  藤生慎 (金沢大 理工研究域) ,  高山純一 (金沢大 理工研究域) ,  中山晶一朗 (金沢大 理工研究域)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 56  ページ： ROMBUNNO.70  発行年： 2017年10月20日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動運転自動車は社会の交通モードを大きく変革させうる可能性を秘めており,多くの企業・研究機関がそのシステム開発に取り組んでいる。自動運転の社会実装に関する研究もおこなわれているが,走行環境をあらかじめ設定するなど制約条件がなされた上での実験にとどまっている。そこで本研究では実際の道路網,交通量,本学が開発・所有している自律型自動運転車の挙動アルゴリズムをシミュレーション上で再現し,交通流に与える影響を明らかにした。本研究では都市部と地方部を対象に一般車両が次第に自動運転自動車に置き換わっていくシナリオでシミュレーションを行った。現実の交通環境への自動運転自動車の混入率を変化させOD間の遅延時間計測することで自動運転自動車の交通流への影響を評価した。分析結果は,自動運転自動車の混入率が増加していくとOD間の遅延時間は増加し混入率が一定割合を超過すると次第にOD間の遅延時間が減少する結果となった。この結果から,自動運転自動車を社会実装する際,自動運転自動車の混入率が交通流に与える影響があるため,適切な普及シナリオの設定や普及地域の設定などの必要性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *交通流 ,  計算機シミュレーション ,  *自動運転 ,  *自動車 ,  道路網 ,  交通量 ,  アルゴリズム ,  石川県 ,  自律系 ,  OD交通量 ,  交通流シミュレーション ,  *自動運転車 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 挙動アルゴリズム ,  *自動運転自動車

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 交通流シミュレーション ,  自律 ,  自動運転自動車 ,  交通 ,  影響分析 ,  金沢