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J-GLOBAL ID：201802265310362344   整理番号：18A0241364

ビジュアルコミュニケーションを活性化するためのエモーティコンのデザイン要素抽出

Design Analysis of Emoticons to Accelerate Visual Communication

著者 (5件)： 蛭間和也 (東京工科大 大学院) ,  藤堂英樹 (中央学院大) ,  加納徹 (東京工科大) ,  榎本美香 (東京工科大) ,  菊池司 (東京工科大)
資料名： 芸術科学会論文誌(Web)  (Journal of the Society for Art and Science (Web))
巻： 16  号： 4  ページ： 94-101 (WEB ONLY)  発行年： 2017年11月10日 
JST資料番号： U0124A  ISSN： 1347-2267  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,現在広く普及しているコミュニケーション手段のひとつであるLINEスタンプなどのエモーティコンに必要なデザイン要素を導き出す。また,スタンプの持つ「かわいい」などの抽象的なイメージとデザインの特徴との関連性を明らかにする。まず,LINEスタンプ100個の収集と,スタンプを構成するデザイン要素60個を抽出した。そして,主成分分析でLINEスタンプを構成するデザイン要素の相関関係を見つけ,デザイン要素の縮約を行った。さらに,抽出された主要なデザイン要素に対し,データマイニングの一種であるラフ集合を用いた分析を行うことで,「かわいい」などの抽象的なイメージに含まれているデザイン要素の組合せを明らかにした。(著者抄録)

引用文献 (13件)：

• 大野盛太郎, 金田幸裕, 原田利宣, ラフ集合理論を用いたアイコンの魅力度と分かりやすさに関する研究, デザイン学研究, Vol. 62, No. 6, pp. 61-68, 2016.
• 北神, 谷口, 山本, 高橋, モバイルマップ上のランドマークを表示するアイコンのわかりやすさに関する研究, 日本教育工学会論文誌, Vol. 33, No. Suppl, pp. 77-80, 2009.
• 藤森, 伊藤, M. J. Dürst, 橋田, 差異表現に基づくピクトグラムの主題提示と認識向上, Vol. 8, No. 3, pp. 575-583, 2008.
• 大西, 奥村, テキストマイニングを用いた時間帯別の顔文字の使用傾向に関する調査, 電子情報通信学会技術研究報告, 言語理解とコミュニケーション研究会 (NLC), Vol. 213, pp. 43-49, 2013.
• 川上, 顔文字が表す感情と強調に関するデータベース, 大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要, No. 7, pp. 67-82, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： ビジュアルコミュニケーション ,  活性化 ,  デザイン ,  要素