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J-GLOBAL ID:201802265511739932   整理番号:18A0914826

共沈法による高C/S比のC-S-Hの合成と低温焼成したβ-C2Sの水和反応に関する検討

STUDY ON GENERATING OF C-S-H WITH HIGH C/S RATIO BY DOUBLE-DECOMPOSITION METHOD AND HYDRATION REACTION OF β-C2S GENERATED BY LOW TEMPERATURE HEATING
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 48-55(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1105A  ISSN: 2187-3313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究はC/S比2.0の非晶質C-S-Hから高活性のβ-C2Sを得ることを目的として,共沈法によりC-S-Hを合成し,C-S-Hを600°Cで焼成した試料および,焼成試料を水和させた際の生成物を分析した。その結果,C/S比2.0を目標として合成したC-S-Hの,液相組成から計算した固相の平均C/S比とXRFによる値は,それぞれ0.9,1.2程度と低くなったが,600°Cで焼成した際には,Wollastoniteに加えβ-およびα-C2Sの生成が確認された。以上のことから目標C/S比2.0で合成したC-S-H中には,C/S比1.0程度および2.0程度のC-S-Hが共に生成した可能性が示唆された。また,得られたC2SのBET比表面積は高活性β-C2Sの文献値と同等であり,既往の報告と同様に水和後にCHが生成しなかったことから,高活性のC2Sが得られた可能性が高いと結論づけた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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石膏・石灰・セメント一般  ,  セメントの製造 
引用文献 (17件):
  • 1) 太平洋セメント株式会社:CSRレポート、pp.38-39(2016)
  • 2) 林建佑ほか:普通ポルトランドセメント代替を目指したビーライト-アウインセメントの開発、セメント・コンクリート論文集、Vol.69、pp.725-732(2015)
  • 3) 村田芳樹ほか:高ビーライト系セメントの物性と発熱性状、セメント・コンクリート論文集、No.50、pp.624-629(1996)
  • 4) 石田秀輝、佐々木香、光田武:高活性セメント鉱物β-Ca2SiO4の低温合成と水和反応ならびに生成ジェル、鉱物学雑誌、第26巻、第3号、pp.135-146(1997)
  • 5) Jeffrey W. Bullard:A Determination of Hydration Mechanisms for Tricalcium Silicate Using a Kinetic Cellular Automaton Model, Journal of the American Ceramic Society, Vol.91, pp.2088-2097(2008)
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