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J-GLOBAL ID:201802265899020636   整理番号:18A0914843

早強セメントをベースセメントとし温度履歴を与えたフライアッシュセメント硬化体の相組成と強度発現性状

THE RELATION BETWEEN PHASE COMPOSITION AND COMPRESSIVE STRENGTH OF HARDENED FLY ASH CEMENT PASTE CURED IN TEMPERATURE HISTORY BASED ON HIGH EARLY STRENGTH CEMENT
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 169-176(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1105A  ISSN: 2187-3313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,蒸気養生を模擬し温度履歴を与えたフライアッシュセメント硬化体の相組成と圧縮強度の関係を明らかにするため検討を行った。特に本研究では,早強ポルトランドセメントにフライアッシュを置換した系に着目し,その強度特性と物質移動性状を評価した。その結果,温度履歴を与えた後に水中養生を行うことでフライアッシュの反応は進行した。また,セメント硬化体の相組成に基づきゲル空隙比によって圧縮強度を評価した結果,早強セメント+フライアッシュ系は,材齢初期において普通セメント系と同程度の強度発現を示した。さらに,酸素および塩化物イオンの拡散実験より,早強セメント+フライアッシュ系は高い物質移動抵抗性を示した。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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モルタル,コンクリート  ,  セメントの性質・分析 
引用文献 (9件):
  • 1) 鏡健太ほか:フライアッシュモルタルの強度に及ぼす蒸気養生履歴の影響、コンクリート工学年次論文集、Vol.32、No.1、pp.1481-1486(2010)
  • 2) 富山潤ほか:蒸気養生を受けるフライアッシュコンクリートの強度発現特性に関する基礎研究、セメント・コンクリート論文集、Vol.66、pp.359-366(2012)
  • 3) 須田裕哉ほか:温度履歴を与えたフライアッシュセメント硬化体の相組成と強度発現性状に関する基礎的検討、セメント・コンクリート論文集、Vol.68、pp.156-163(2014)
  • 4) V. S. Ramachandran:Differental Thermal Method of Estimating Calcium Hydroxide in Calcium Silicate and Cement Paste, Cement and Concrete Research, Vol.9, pp.677-684(1979)
  • 5) 大沢栄也、坂井悦郎、大門正機:フライアッシュ-セメント系水和におけるフライアッシュの反応率、セメント・コンクリート論文集、No.53、pp.96-101(1999)
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