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J-GLOBAL ID：201802266195272115   整理番号：18A0061468

フィルム検査向け2次元複屈折プロファイラーの実用化の検討

著者 (4件)： 小川拓真 (同志社大 理工) ,  宮坂建 (同志社大 理工) ,  江本顕雄 (同志社大 理工) ,  福田隆史 (産業技術総合研)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 46  号： 1  ページ： 106-109  発行年： 2018年01月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液晶ディスプレイの液晶材料や位相差フィルムは,代表的な有機系の複屈折媒体で,この複屈折位相差の測定は技術的に難しい。そこで,本稿では,高速・高解像で2次元の複屈折分布を測定する技術を提案した。具体的には,まず,偏光回折素子を用いた複屈折(位相差)-光強度変換原理に基づく2次元複屈折プロファイラーの構築について説明し,実際の測定例として,1)ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの観察例,2)PETフィルムに施された表面処理の違いに基づく複屈折イメージの違いの観察例,等について紹介した。さらに,その他の観察例として,CNF(セルロースナノファイバー)における分散や凝集形態の評価や分析への適用に言及した。

シソーラス用語： *プラスチックフィルム ,  *ポリエチレンテレフタレート ,  *表面処理 ,  *複屈折 ,  高分子薄膜 ,  放射強度 ,  *光回折 ,  *回折格子 ,  *支援プログラム ,  プロトタイピング ,  セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  偏光
準シソーラス用語： セルロースナノファイバー ,  *プロファイラ ,  位相差フィルム ,  光強度

分類 (3件)： 偏光,複屈折,光学回転  (BD03040X) ,  表面処理  (YH04112X) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P)

引用文献 (7件)：

• L. Nikolova and P. S. Ramanujam : Polarization Holography, Cambridge University Press, Cambridge (2009)
• 小野浩司:偏光伝播解析の基礎と応用,内田老鶴圃(2015)
• A. Emoto, et. al. : Vector gratings fabricated by polarizer rotation exposure to hydrogen-bonded liquid crystalline polymers, Jpn. J. Appl. Phys. 50, 032502 (2011)
• E. Hasman, et. al. : Polarization beam-splitters and optical switches based on space-variant computer-generated subwavelength quasi-periodic structures, Opt.Commun. 209, 45-54 (2002)
• 特願2016-545429(再公表),外国出願WO2016/031567

タイトルに関連する用語 (6件)： フィルム ,  検査 ,  2次元 ,  複屈折 ,  プロファイラー ,  実用化