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J-GLOBAL ID:201802266926453599   整理番号:18A0394459

p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼの遮断はマウス強皮症様慢性移植片対宿主病を阻害する【Powered by NICT】

Blockade of p38 Mitogen-Activated Protein Kinase Inhibits Murine Sclerodermatous Chronic Graft-versus-Host Disease
著者 (10件):
資料名:
巻: 187  号:ページ: 841-850  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0065B  ISSN: 0002-9440  CODEN: AJPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B10.D2マウス副組織適合性遺伝子座を横切る亜致死照射したBALB/cマウスへの骨髄移植(BMT)はヒト強皮症様慢性移植片対宿主病(Scl-cGVHD)と全身性硬化症(SSc)のための確立された動物モデルである。p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)経路は,炎症とサイトカイン産生の重要な調節因子である。さらに,p38MAPKの活性化は,SScにおけるコラーゲン産生に重要な役割を果たしている。Scl-cGVHDマウスに対するp38MAPK阻害剤,VX702,の影響を調べた。VX702は経口BMT後7日目から35日目までScl-cGVHDマウスに投与した。VX702処置群と対照群間のScl-cGVHDマウスの皮膚線維症を比較した。同種BMTは皮膚におけるp38MAPKのリン酸化を増加させた。VX702の投与は,対照マウスと比較してScl-cGVHDの皮膚線維症を減弱させた。免疫組織化学染色は,VX702は対照マウスと比較してScl-cGVHDマウスの真皮へのCD4~+T細胞,CD8~+T細胞,およびCD11b~+細胞の浸潤を抑制することを示した。VX702は,Scl-cGVHDマウスの皮膚における,IL-6およびIL-13のような,細胞外マトリックスと線維形成性サイトカインのmRNA発現を抑制した。さらに,VX702はin vitroで線維芽細胞のコラーゲン産生を直接阻害した。VX702は,Scl-cGVHDとSSc患者の治療に使用するための有望な候補であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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その他の脊椎動物ホルモン  ,  中枢神経系  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  酵素生理 

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