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J-GLOBAL ID：201802266956248719   整理番号：18A1286288

熊野牛受精卵のフィールド採取・凍結技術の構築

著者 (1件)： 後藤洋人 (和歌山県畜試)
資料名： まきば
号： 156  ページ： 4-6  発行年： 2018年07月01日 
JST資料番号： L1087A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・熊野牛受精卵を農場で採卵・凍結できる耐性を構築するために2つの方法を検討。
・プログラムフリーザーを使わず農場で受精卵を凍結するために,液体窒素を用いる「ガラス化保存法」であるVSED法を検討。
・実験室内での試験でVSED法凍結受精卵を融解して培養したところ従来の凍結法と同程度の受精卵の生存性,受卵牛6頭に移植し3頭が受胎。
・野外でVSED法凍結受精卵を6個作成し,移植試験を行ったが受精したのは1頭のみで,環境が影響した様で問題が存在。
・農場へ持ち運びできるプログラムフリーザーの作成を検討,小型のプログラムフリーザーを試作し,ダイレクト法で凍結した受精卵を場内受卵牛5頭に移植し2頭の受胎,フィールド試験への移行を検討中。

シソーラス用語： *ウシ ,  *受精卵 ,  農場 ,  *屋外試験 ,  採卵 ,  凍結 ,  冷凍庫 ,  液体窒素 ,  冷凍貯蔵 ,  試験 ,  胚移植 ,  *繁殖管理
準シソーラス用語： VSED法 ,  ガラス化保存 ,  フリーザ ,  プログラムフリーザー ,  実験室試験 ,  受精卵移植

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 牛 ,  受精卵 ,  フィールド ,  採取 ,  凍結 ,  構築