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J-GLOBAL ID:201802267033525209   整理番号:18A0730879

現生種腹足類キサゴUmbonium(Suchium)costatumおよび祖先種Umbonium(Suchium)obsoletumの成長・生息場所・分布

Growth, habitat and distribution of the extant species, Umbonium (Suchium) costatum and ancestral species, Umbonium (Suchium) obsoletum
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資料名:
号: 103  ページ: 37-50  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: L2430A  ISSN: 0022-9202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究において,trochid腹足類動物,Umbonium(Suchium)costatumの酸素同位体(δ18O)プロファイルを得て,際立った成長線は,個体群動態に基づく以前の研究で示唆されたように,夏に形成された年輪であることを確認した。また,Walfordプロットを用いて,U.(S.)costatumと以前の研究から推定されていたその祖先種U.(S.)obsoletumとの間の成長履歴を比較した。本研究で解析した標本U.(S.)obsoletumは,U.(S.)obsoletum arenariumの名前で著者らが以前の報告で解析したものと同一である。2つの標本の間の殻成長の速度やパターンには,有意な差がないことを確認した。しかし,U.(S.)costatumは祖先の生息場所に比べて,内湾環境に侵入しているように見える。これらの2つの標本の間の最も有意な差は,おそらくそれらの緯度分布にあり,その低温への適応を反映している。U.(S.)costatumは現在,九州(32°N)から北海道(43°N)まで広く分布している。一方,U.(S.)obsoletumは,九州(31°N)から関東(35°N)にかけて,亜熱帯性掛川動物群の化石産地から報告されている。これは,祖先からの進化により,U.(S.)costatumが,より高緯度の冷水生息地に適応したことを示している。(翻訳著者抄録)
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