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J-GLOBAL ID：201802267052506962   整理番号：18A0007162

Shiga毒素吸着性を有する食用海藻のスクリーニングと分析

Screening and analysis of edible seaweeds in the ability to adsorb Shiga toxin

著者 (6件)： BADR Hoida Ali (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  TAKAHASHI Keiko (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  KAWAKAMI Ryushi (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  OYAMA Yasuo (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  YOKOIGAWA Kumio (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  KANEMARU Kaori (Tokushima Univ., Tokushima, JPN)
資料名： European Food Research & Technology  (European Food Research & Technology)
巻： 243  号： 12  ページ： 2147-2153  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： E0437A  ISSN： 1438-2377  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,14種の食用海藻に由来する多糖類のShiga毒素(Stx)吸着性に関して述べた。調査した14種の海藻の不溶性画分はStxを吸着しなかったが,大部分の水溶性画分はStxを吸着した。次いで,Stx1とStx2を最も良く吸着したUlva linza Linnaeus(Enteromorpha linza)の精製と分析から,約800kDaの平均分子量であることを見出した。それらの硫酸塩と全糖およびウロン酸の含量は,それぞれ,18と16および20%で,算出した中性糖のモル比は,3.87(ラムノース)と1.0(キシロース)および0.12(グルコース)であった。以上から,精製物質はラムナン硫酸であると推察した。

シソーラス用語： アオノリ ,  アオサ科 ,  *外毒素 ,  *海藻 ,  *多糖類 ,  ベロ毒素 ,  ラテックス凝集反応 ,  吸着剤 ,  GC-MS分析 ,  SDS-PAGE ,  スクリーニング ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  分子量 ,  無機酸エステル ,  硫酸 ,  食物繊維 ,  単糖類 ,  炭水化物 ,  硫酸塩 ,  ペントース ,  アルドース ,  ヘキソース ,  デオキシ糖
準シソーラス用語： Enteromorpha ,  GC-MS ,  *Shiga毒素 ,  Ulva linza ,  ウロン酸 ,  プロファイル【輪郭】 ,  *ラムナン硫酸 ,  吸着性 ,  硫酸エステル

分類 (3件)： 澱粉以外の多糖類  (FJ05040H) ,  海藻類  (FJ13030N) ,  微生物起原の毒性  (GZ03030F)

物質索引 (3件)： キシロース ,  グルコース ,  ラムノース

タイトルに関連する用語 (5件)： Shiga毒素 ,  吸着性 ,  食用海藻 ,  スクリーニング ,  分析