文献

J-GLOBAL ID：201802267573027995   整理番号：18A1251695

非回転および非静水圧領域における河川プルーム拡散を抑制する潮汐誘起不安定過程【JST・京大機械翻訳】

Tidally Induced Instability Processes Suppressing River Plume Spread in a Nonrotating and Nonhydrostatic Regime

著者 (2件)： Iwanaka Yuichi (Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University, Kasuga, Japan) ,  Isobe Atsuhiko (Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University, Kasuga, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 123  号： 5  ページ： 3545-3562  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 河川河口近くの現地調査と数値モデル実験を行い,潮汐に影響された河川プルーム(潮汐プルーム)で発生した微細構造がプルーム挙動にどのように影響するかを調べた。数十mの波長を有する蛇行を伴う河口前線を,デジタルカメラを装備した船舶曳航気球により撮影した空中写真において可視化された蓄積泡とデブリに基づいて可視化した。伝導率-温度-深さセンサは,<100mの水平長さを持つ小さな渦の発達のために,<5mの厚さをもつ河川プルームの底を示唆した。非静水圧数値モデルは,潮汐プルームにおける観測された微細スケール擾乱を再現することができた。潮流のない河川プルームは気球のような沖合いを拡大し,一方,潮汐プルームは河口近くに閉じ込められていた。潮汐プルームは圧力勾配項と移流項の間で動的に平衡していることが分かった。後者は,プルームと周囲塩水の間の運動量交換のために,摩擦として作用する微細スケール擾乱からの寄与から主に構成されていた。擾乱の水平および垂直成分は,それぞれ慣性およびKelvin-Helmholtz不安定過程によって発生した。河川プルームと潮流の組合せが,このような不安定性に対して好ましい現在のせん断を強化すると考えられる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 現地調査 ,  船舶 ,  移流 ,  可視化 ,  *静水圧 ,  *河川 ,  微細構造 ,  不安定性 ,  *潮汐 ,  センサ ,  塩水 ,  *プルーム ,  気泡 ,  河口
準シソーラス用語： 数値モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 河川プルーム ,  K-H不安定性 ,  慣性不安定性 ,  小規模擾乱

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 静水圧 ,  河川プルーム ,  拡散 ,  潮汐 ,  誘起 ,  不安定 ,  過程