文献

J-GLOBAL ID：201802267839675291   整理番号：18A1813209

塩化シアン,シアナミドおよび単純糖前駆体の放射線分解合成【JST・京大機械翻訳】

Radiolytic Synthesis of Cyanogen Chloride, Cyanamide and Simple Sugar Precursors

著者 (6件)： Yi Ruiqin (Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology 2-12-1-IE-1 Ookayama, Meguro-ku, Tokyo, 152-8550, Japan) ,  Hongo Yayoi (Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology 2-12-1-IE-1 Ookayama, Meguro-ku, Tokyo, 152-8550, Japan) ,  Yoda Isao (Co-60 Radiation Facility, Tokyo Institute of Technology 2-12-1-IE-1 Ookayama, Meguro-ku, Tokyo, 152-8550, Japan) ,  Adam Zachary R. (Department of Earth and Planetary Sciences, Harvard University, Cambridge, MA, USA) ,  Adam Zachary R. (Blue Marble Space Institute of Science, Seattle, WA, USA) ,  Fahrenbach Albert C. (Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology 2-12-1-IE-1 Ookayama, Meguro-ku, Tokyo, 152-8550, Japan)
資料名： Chemistryselect  (Chemistryselect)
巻： 3  号： 36  ページ： 10169-10174  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2528A  ISSN： 2365-6549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 簡単な分子から複雑な系への化学的進化は,生命研究の現代の起源に対する基本であり,複雑な反応ネットワークは,しばしば初期地球上で操作されると仮定されている。ここでは,特にRNA合成に有用な種々の化合物,すなわちシアン化シアン,シアナミドおよびニトリル前駆体を,シアン化水素から出発し,γ線分解により駆動される化学反応ネットワークにより短い順序で生成した。シアナミドの放射線分解収率は塩化物の濃度に比例することが分かった。塩化ナトリウムの存在下でのシアン化水素の水性照射により,シアナミドの放射線分解合成における可能な中間体であるシアン化シアンも得られた。一方,単純な糖前駆体の合成は,溶媒和電子と水素原子の還元力により可能となるKiliani-Fischer同族化機構により進行することを提案した。このような反応ネットワークは,初期地球上で起こり得る実験室における複雑な混合物のより良い理解と工学的化学進化のモデルとして役立つ可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *シアン ,  シアン化 ,  *放射線分解 ,  *シアナミド ,  ネットワーク ,  塩化ナトリウム ,  化学進化 ,  中間体 ,  生命の起源 ,  シアン化水素 ,  *前駆体 ,  ニトリル
準シソーラス用語： ホモログ化 ,  水素原子 ,  原始地球 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 複雑な混合物 ,  ガンマ線分解 ,  生命の起源 ,  プレバイオティクス化学 ,  反応ネットワーク

分類 (1件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩化シアン ,  シアナミド ,  前駆体 ,  放射線分解