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J-GLOBAL ID:201802267985507633   整理番号:18A1728947

多重周期矩形波ボルタンメトリーを用いたin vivoでの持続性ドーパミン濃度の追跡【JST・京大機械翻訳】

Tracking tonic dopamine levels in vivo using multiple cyclic square wave voltammetry
著者 (17件):
資料名:
巻: 121  ページ: 174-182  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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20年以上にわたり,高速走査サイクリックボルタンメトリー(FSCV)は,in vivoでのドーパミン放出をモニターするための信頼できる分析法として役立っている。しかしながら,現代のFSCV技術は,電気刺激により誘発されるドーパミン放出の迅速な変化(すなわち,相)を測定するために制限されている。また,行動的に顕著な刺激の提示により誘導され,ドーパミンの緊張性細胞外レベル(すなわち基礎濃度)の変化は遅い。これは,FSCVが本質的には,ゼロ化ベースラインに対する位相変化を測定するために,ドーパミンの前刺激緊張レベルの減算を必要とする微分法であるためである。ここでは,相対的に高い時間分解能(10秒)を有するin vivoでの緊張性ドーパミン濃度の分析的定量のための,新しいボルタンメトリー法,多重サイクリック矩形波ボルタンメトリー(M-CSW)の開発と応用について述べた。M-CSVVは,高感度(検出限界,0.17nM)とアスコルビン酸に対する選択性とpHの変化を含む3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸(DOPAC)を可能にする二次元ボルタモグラムを生成することにより電気化学的情報を濃縮する。M-CSWを用いて,120±18nM(n=7ラット,±SEM)の緊張性ドーパミン濃度をウレタン麻酔ラットの線条体で測定した。ドーパミン再取り込みを選択的に阻害し,モノアミンオキシダーゼの阻害によりDOPACを減少させることによりドーパミンを上昇させる薬理学的処理は,in vivoでドーパミンの選択的検出を支持した。全体として,M-CSVVは,正常行動と神経精神疾患におけるドーパミンの役割の理解を深めるために,脳におけるレベルを定量化し,ドーパミン濃度の変化をモニターするための新しいボルタンメトリー技術を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生化学的分析法  ,  生物物理的研究法 

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