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J-GLOBAL ID：201802267998467242   整理番号：18A0320145

鋳造法で作製したCrMnFeCoNiハイエントロピー合金の組織に及ぼす熱処理の影響

著者 (2件)： 丸山徹 (関西大 化学生命工) ,  高島和樹 (関西大 大学院理工学研究科)
資料名： 関西大学先端科学技術シンポジウム講演集  (関西大学先端科学シンポジウム講演集)
巻： 22nd  ページ： 103-104  発行年： 2018年01月18日 
JST資料番号： L3214A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： デンドライト組織に伴う凝固偏析を有するCrMnFeCoNi系ハイエントロピー合金の鋳造材に熱処理を施し,偏析部における規則相の生成の有無を調べるために,不活性ガス雰囲気の電気抵抗炉内で溶解・炉冷された試料を作製した。鋳放し状態の組織はfcc単相であり,局所的な最終凝固部となるデンドライト間隙には,NiとMnが濃化するミクロ偏析が認められた。試料の硬さは熱処理時間の経過とともに増加したが,その増加速度は非常に遅い(HVで約1d^-1)ことが知られた。CrMnFeCoNi系ハイエントロピー合金の鋳造材の硬さは,熱処理によって大きくなることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  鉄含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  *合金 ,  *熱処理 ,  *金属組織 ,  押込硬さ
準シソーラス用語： *高エントロピー合金

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鋳造法 ,  作製 ,  エントロピー ,  合金 ,  組織 ,  熱処理