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J-GLOBAL ID：201802268053583519   整理番号：18A2020397

周波数領域におけるSSCF-ANCシステムの構成と適応アルゴリズム

Structure and Adaptive Algorithm of Frequency Domain SSCF-ANC System

著者 (3件)： 小林正樹 (中部大学大学院 工学研究科) ,  笹岡直人 (鳥取大学大学院 工学研究科) ,  伊藤良生 (鳥取大学大学院 工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 138  号： 11  ページ： 1355-1361(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二次経路のモデルを用いない周波数領域SSCF(相関関数の二乗和)適応アルゴリズムを用いた勾配ベースの能動騒音制御システムを提案した。この適応システムの費用関数は出力誤差信号の平均二乗よりはむしろ入力雑音と出力誤差信号の相互相関係数の二乗和である。非観測信号の推定の代わりに二つの信号の観測可能な結合統計量を検討した。騒音源のスペクトル検出法と適応アルゴリズムに及ぼす検出誤差の影響を研究し,結果として,アルゴリズムの安定性を証明した。このアルゴリズムは周波数領域における正規化アルゴリズムであるので,適応パラメータは独立して最適値に収束した。また,乗用車で観測された非定常騒音源と実際に測定された音響経路の伝達関数を用いて数値検証を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *周波数領域 ,  *アルゴリズム ,  *アクティブ制御 ,  *騒音抑制 ,  騒音源 ,  検出 ,  測定誤差 ,  伝達関数 ,  適応フィルタ ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： スペクトル検出 ,  検出誤差 ,  *適応アルゴリズム ,  *能動騒音制御

著者キーワード (10件)： 自動 ,  アク アク イク コト ,  適応フィ ,  Sscfア ルコ リス ,  周波 ,  自動制御 ,  アクティブ騒音制御 ,  適応フィルタ ,  SSCFアルゴリズム ,  周波数領域

分類 (3件)： 道路交通騒音・振動  (TB01020Z) ,  音波伝搬  (BB03030G) ,  ディジタルフィルタ  (NC04022Z)

引用文献 (19件)：

• (1) S. M. Kuo and D. R. Morgan : “Active Noise Control Systems: Algorithm and DSP Implementations”, John Wiley & Sons (1996)
• (2) B. Widrow and S. D. Stearns : “Adaptive signal processing”, pp. 292-294, Prentice-Hall, New Jersey (1985)
• (3) M. Kobayashi, Y. Tanaka, T. Shimada, Y. Nagasaka, N. Sasaoka, and Y. Itoh : “Active Noise Control System Using SSCF Adaptive Algorithm”, Trans. IEE Japan, Vol. 132-C, No. 8, pp. 1328-1333 (2012) (in Japanese)
• 小林正樹・田中勇作・島田拓真・長坂保典・笹岡直人・伊藤良生:「SSCF適応アルゴリズムを用いたアクティブノイズコントロールシステム」, 電学論C, Vol. 132, No. 8, pp. 1328-1333 (2012)
• (4) M. Kobayashi, Y. Nagasaka, and Y. Itoh : “Tracking Performance of Active Noise Control System Using SSCF Adaptive Algorithm for Change of Acoustic Path”, Trans. IEE Japan, Vol. 133-C, No. 4, pp. 843-848 (2013) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： 周波数領域 ,  適応アルゴリズム