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J-GLOBAL ID:201802268080736473   整理番号:18A0623367

抗酸化2,6 ジ tert ブチルフェノール部分はオーラノフィン類似体の酸化促進作用を低下させる【Powered by NICT】

The antioxidant 2,6-di-tert-butylphenol moiety attenuates the pro-oxidant properties of the auranofin analogue
著者 (12件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 406-413  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2338A  ISSN: 1756-5901  CODEN: METAIR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金属系薬物は医薬無機化学の急速に発展する分野として勢いを増している。金製剤の中で,オーラノフィンがよく知られている抗リウマチ薬である。オーラノフィンは酸化還元酵素チオレドキシンレダクターゼ(TrxR)を標的とするので金-有機錯体の有効性はそれらの酸化促進特性に大きく依存した。しかし,制御できない酸素バーストは,健康な細胞において有害である可能性,抗炎症薬を含む金の酸化関連一般毒性を減弱する化学修飾のための探索を正当化した。本研究では,特異的抗酸化フェノールフラグメントの取り込みは,Au含有錯体分子の酸化促進可能性を相殺できることを実証した。AuPPh_3SR(1, R=3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)とその前駆体AuPPh_3Cl(2)とRSH(3)の電気化学的研究は,複合体1とフェノール3はラジカル(サイクリックボルタンメトリーによって検出された)を効果的に捕捉していたが,2は効果を持たないことを示した。化合物1はin vitroでTrxRを阻害しIC_500 0.57±0.15μM,オーラノフィンに対して報告されている効力より大きい大きさの一桁値。チオバルビツール酸反応物質で評価した化合物1(5mg kg~( 1)日常投与14日間)はラット肺,心筋,ひ臓,肝臓,腎臓,精巣及び脳のホモジネートにおけるex vivo自然およびアスコルビン酸により誘導される脂質過酸化の減少を引き起こした。重要なことに,1を給餌された動物では,識別可能な一般毒性が登録されなかったこの化合物が十分に受け入れられることを示唆した。著者らの結果は,バランスのとれたpro/anti酸化特性を有する金含有抗炎症薬候補を得るための効率的な合成経路の証拠を提供する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 
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