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J-GLOBAL ID:201802268286041119   整理番号:18A1643434

中央パンテラッサで記録された三畳紀-ジュラ紀遷移期における炭素循環の全球摂動【JST・京大機械翻訳】

Global perturbations of carbon cycle during the Triassic-Jurassic transition recorded in the mid-Panthalassa
著者 (8件):
資料名:
巻: 500  ページ: 105-116  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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三畳紀-ジュラ紀遷移中の生物圏における環境変化を調べるために,中央大西洋マグマ(CAMP)火山活動に関連する世界的炭素循環に焦点を当てて,日本南西部のMin山帯の深い海チャートの中にRhaetian(後期三畳紀)頁岩を用いた層序的δ13Cの変化を確立した。この変化は,日本南西部のKat山地域の深い海のチャート内に挟まれている。。この変化を明らかにした。この変化については,以下の結果が得られた。これらの結果は以下のことを示している。。この変化を明らかにすることを目的としている。。本研究では,日本南西部のKat山帯における深い海のチャートを用いて,層序のδ13Cの変化を確立した。中央PantalassaにおけるHettangian δ13C_org値に対するRhaetianの高分解能記録は,Triassic-ジュラ紀境界(TJB)の前後で3つの明確な負炭素同位体偏差(NCIEs)を含んでいる。Rhaetian NCIE1とNCIE2は約-24.0‰から約-29.0‰の偏差を示すが,TJBを横切るNCIE3は約-23.5‰から約-27.0‰の偏差を示す。深い中央Pantalassaにおける新しく得られたNCIEsは,浅海域のテチス地域(すなわち,前駆体,初期,および主要なCIEs)のδ13C_org記録と相関することができ,Tethysと中央Pantalassaにおける3つのNCIEsが炭素循環のグローバルな摂動を反映している可能性を示唆している。TJBの前後の3つのNCIEsは,複数のCAMP火山性エピソードの結果と解釈できる。すなわち,NCIE1に対するCAMP貫入岩およびNCIE2とNCIE3に対する大規模火山由来炭素種による有機物に富む堆積物からの熱発生メタンの放出。さらに,3つのNCIEsを通しての大気pCO_2の漸進的増加は,おそらく複数のCAMP噴火からの火山由来CO_2の蓄積に起因し,TJBを横切る海洋酸性化の発達をもたらした。一方,3つのNCIEsの間の深い中央Pantalassaにおける有酸素条件の観点から,同時代の海洋無酸素-ユーキシン条件の発達は,浅海域だけに限られていた。したがって,海洋酸性化は生物圏の環境ストレスとして作用し,最終的に三畳紀の終わりに激しい生物危機をもたらした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
同位体地質学  ,  中生代 

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