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J-GLOBAL ID:201802269010180328   整理番号:18A1135720

マダイのプロバイオティクス候補としてのBacillus subtilis 増殖性能,酸化状態および免疫応答形質【JST・京大機械翻訳】

Bacillus subtilis as probiotic candidate for red sea bream: Growth performance, oxidative status, and immune response traits
著者 (12件):
資料名:
巻: 79  ページ: 303-312  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,マダイの成長,消化酵素活性,血液化学,酸化状態および免疫応答に及ぼすBacillus subtilisの食餌投与の影響を評価した。60日間,0(BS0),1×10~4(BS1),1×10~6(BS2),1×10~8(BS3)および1×10~10(BS4)CFU kg~(-1)飼料で5種類の異なるレベルのB.subtilisを給餌した。得られた結果は,B.subtilis添加が,対照群と比較して,成長成績(FBW,WGおよびSGR),飼料利用(FI,FCE,PERおよびPG)および全身蛋白質含有量を有意に改善したことを示した(P<0.05)。さらに,アミラーゼ,プロテアーゼおよびリパーゼ酵素の特異的活性は,マダイ飼料(P<0.05)におけるB.subtilis取り込みにより有意に調節された。血漿総蛋白質を除いて血液生化学的変数に関する変化は報告されておらず,対照飼料と比較してBS3飼料を給餌した魚において有意に増加した(P<0.05)。ヘマトクリット,ヘモグロビンおよびニトロブルーテトラゾリウム値も,特にBS3およびBS4飼料(P<0.05)の場合に,B.subtilisを給餌した魚において最も高い値を示した。血清殺菌活性はBS2,BS3およびBS4群(P<0.05)で有意に強化されたが,粘液殺菌活性は試験群間で有意な活性を示さなかった(P>0.05)。血清リゾチーム活性はBS3とBS4群の方がBS0群より高い値を示した(P<0.05)が,粘液リゾチーム活性はBS3群のみで増加した。また,血清ペルオキシダーゼ活性はBS2およびBS3飼料を給餌した魚で有意に増加した(P<0.05)が,収集した粘液では活性は観察されなかった。すべての群は,BS0およびBS1群を除いて,酸化ストレスに対して高い耐性能力を反映した。さらに,カタラーゼ活性は,BS0群と比較して,すべてのB.subtilis給餌群で有意に増加した(P<0.05)。得られた結果を考慮すると,1×10~8および1×10~10CFU kg(-1)の飼料におけるマダイの食餌におけるB.subtilisの添加は,成長,飼料利用,健康状態および免疫応答を改善することができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
増養殖の技術  ,  感染免疫 

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