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J-GLOBAL ID:201802270114758578   整理番号:18A0780808

漁村小集落における被災世帯の居住地再建意向と防集団地の立地特性 東日本大震災における宮城県石巻市雄勝地区の復興を対象として

RECONSTRUCTION AREA OPINIONS OF AFFECTED HOUSEHOLDS AND LOCATIONS OF NEW TOWNS IN SMALL FISHING VILLAGES Case studies of reconstruction from the Great East Japan Earthquake in Ogatsu, Ishinomaki City, Miyagi Prefecture
著者 (3件):
資料名:
巻: 83  号: 745  ページ: 405-415(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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雄勝地区は宮城県の石巻市の東に位置している。この地域にあるいくつかの小漁村は2011年東北地震と津波によって破壊された。2012年以来,著者らは被災者のより高い土地への移動と災害居住を計画するのを助けている。本論文では,雄勝における再建の希望配置と災害予防のためのグループ再配置によって作られた新しい町の再構成と配置特性を提示した。2012年に,石巻市は住宅再配置に影響を受けた家庭の最終意見を調査した。データの分析からはいくつかの問題点が明らかになった。ほとんどの被災者は,彼らが元々居住している場所に近い生活を望んでいた。影響を受けた家庭の割合が低い地域では,多くの家庭が以前に住んでいた地区の再建を望んでいた。16の新しい町が雄勝に建設された。それらは,海の景観が望め,近くの港湾に近い場所に位置する。それらは幹線道路にも近い。それらは住んでいた村での関係に従って3つのタイプに分割できる。それらの中で,ひとつのタイプは,低い被災比率の区域において,既存の集落の近くに建設された集落であった。2011年における住宅再建に関する被災者家庭の意見を2017年と比較すると,雄勝に戻ることを希望した家庭の数は48.0%減少した。減少率は,損傷の程度が高いか新しい町の建設期間が長すぎる場合には,特に高かった。日常生活の利便性に関しては,小漁村は都市部と比較して劣っている。このような村で生活する必要がある住民だけが,再建後に戻った。この傾向は雄勝において非常に明白である。雄勝に戻った家庭の多くは高齢者家庭であり,漁業に従事している。彼らは,同じ地域社会における人々と一緒に漁港の近くで生活することが必要であり,新しい町から海を眺望することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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住居地域計画一般  ,  自然災害 
引用文献 (17件):
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