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J-GLOBAL ID:201802270114847105   整理番号:18A0015526

層状複水酸化物の表面性質を活用したCO2の光還元

Photocatalytic conversion of CO2 with the aid of characteristic surface properties of layered double hydroxides (LDH)
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 162-165  発行年: 2017年12月15日 
JST資料番号: L1031A  ISSN: 0913-4689  CODEN: KOKAEQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,層状複水酸化物(LDH)を光材料として用いた場合に水中でのCO2の光還元や光触媒転化について紹介する。これまでは,LDHは活性成分のホスト材料の適用に限定されていたが,最近になってLDH自体の機能に注目した多くの研究が報告されている。Mg-AL LDHで修飾したGa2O3複合光触媒は,LDHが持つ固体塩基性機能を活用してCO2を選択還元する光触媒であり,世界で初めて開発に成功した。Mg-AL LDH自体は光触媒としては機能しないが,水中では,この複合光触媒が重要である。一方,Ni-AL LDHは,正孔捕捉剤として機能する塩化物イオン(Cl-)が反応液中に存在すると,光照射下で水中溶存CO2をCOに還元できる材料となり,LDH自体に光触媒活性が発現したのである。しかし,これらの材料はまだ紫外光でないと駆動しないのでさらなる改善が必要である。
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分類 (2件):
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光化学一般  ,  固-気界面一般 
引用文献 (12件):
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