抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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複合加工機は,小バッチで歯車を製造するために使用される。この方法は,ホブと成形のような従来の歯車カッティングとは異なる小ロット生産におけるプロトタイプ製造に適している。本論文では,2014年に著者らの大学に導入されたマルチタスクマシン,Mazak INTEGREXj-200を用いて歯車を製造するための努力について述べた。歯車プロファイルデータはFreeCAD(自由3D-CADソフトウェア)から構築し,NCプログラムは多軸(オプショナル5軸アドオン)を有するマスターカムX7(CAMプログラム)によって準備した。Mastercamにおける工具パスの適切な選択は,加工時間を節約し,表面品質を改善することを可能にする。2つの工具経路タイプ,「フローライン」と「マルチ表面」は,主に3つの機械加工ステップ,粗い,半仕上げ,および仕上げカットに適用される。歯車の側面切削は,インボリュート表面の仕上げにおけるカスプ高さを低減するのに有効であることを示した。はすば歯車とすぐばかさ歯車も同じ切削方法で機械加工され,その中で表面モデルはレールに沿った歯車形状スウィープによって誘導される。本研究で得られた結果は,複合加工機の良好な動作能力を提供した。(翻訳著者抄録)