文献
J-GLOBAL ID:201802270594381111   整理番号:18A1414099

Vela molecular ridgeにおけるRCW36:分子雲-分子雲衝突によってトリガーされた大質量星クラスタ形成の証拠

RCW 36 in the Vela Molecular Ridge: Evidence for high-mass star-cluster formation triggered by cloud-cloud collision
著者 (25件):
資料名:
巻: 70  号: SP2  ページ: S43.1-S43.13  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
二つの分子雲間の衝突は,大質量星形成に対するひとつの可能な候補である。Vela molecular ridgeに位置するH<sub>II</sub>領域RCW36は,若い星クラスタ(~1Myr歳)と二つのO型星を含んでいる。本報では<sup>12</sup>CO(J=1-0,2-1,3-2)および<sup>13</sup>CO(J=2-1)輝線を使ってNANTEN2,MopraおよびASTEで行われたRCW36の新しいCO観測を報告した。速度V<sub>LSR</sub>~5.5および9km s<sup>-1</sup>である二つの分子雲を発見した。両分子雲は,二つの分子雲,赤外フィラメント,星団の間に見られる良好な空間的対応によって確かめられるように,星団に物理的に付随している可能性がある。また,両分子雲の方向で高い強度比CO J=3-2/1-0~0.6-1.2を見出したが,これはガス温度がO型星による加熱により増大したことを示している。著者等は,RCW36におけるO型星は,相対速度差が5km s<sup>-1</sup>である二つの分子雲間の衝突により形成されたと提案した。二つの分子雲の相補的な空間分布と速度差は,分子雲-分子雲衝突によってトリガーされたO型星形成に対して期待される観測的特徴と良く一致した。また,二つの分子雲の相補的な空間分布の間のずれを見出したが,それは,衝突角が視線に対して45°であると仮定すると,0.3pcと推定された。衝突のタイムスケールは~10<sup>5</sup>yrと推定した。たぶん,Ellerbroek等(2013b,A&A,558,A102)によって見出されたクラスタの年齢は,分子雲-分子雲衝突によるトリガリングの下では形成されなかった低質量メンバーによって支配され,クラスタ中心のO型星は低質量星形成とは独立に衝突によるトリガリングによって説明されるであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
星雲 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る