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J-GLOBAL ID：201802271517585536   整理番号：18A2017645

高能率ホウレンソウ調製機の開発および性能について

Performance of a Highly Efficient Trimming Machine for Spinach

著者 (15件)： 小林有一 (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  山本聡史 (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  山本聡史 (秋田県大) ,  中山夏希 (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  坪田将吾 (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  NGUYEN Thi Thann Loan (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  大森弘美 (農研機構 農業技術革新工学研究セ) ,  谷口優太 (クボタ農機 技術本部) ,  仲谷章一 (クボタ農機 技術本部) ,  本間功 (斎藤農機製作所) ,  澁谷透 (斎藤農機製作所) ,  長嶺達也 (岩手県農業研究セ 県北農研) ,  原昌生 (群馬県農技セ) ,  木村愛実 (群馬県農技セ) ,  中西文信 (岐阜県中山間農研)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 80  号： 6  ページ： 434-439  発行年： 2018年11月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ホウレンソウ調製作業の高能率化を目指し,調製機を開発するとともに,その調製精度,作業能率等の性能を明らかにした。開発機は,作業者がホウレンソウを1株ずつコンベア上に静置すると,根部を切断し,子葉と下葉を除去する。根部の切断精度は,平均切断長6.9mm,標準偏差1.4mmであり,これは,店頭販売品と比較しても,十分な精度であった。子葉,下葉除去率については,現行機での74.9%に対し,開発機で94.3%と向上した。作業能率は,現行機での供給1人仕上げ3人体系での508株/(人・h)に対し,開発機では,供給1人仕上げ1人体系で926株/(人・h)であり,作業能率が大幅に向上した。(著者抄録)

シソーラス用語： *調製 ,  *ホウレンソウ ,  *食品加工 ,  食品包装 ,  切断 ,  処理装置 ,  水洗装置 ,  園芸作物

分類 (3件)： 収穫・調製用機械  (FB03030K) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (7件)：

• 松尾陽介,2000.軟弱野菜調製機.農業機械学会誌,62(5),13- 15.
• 農林水産省,2010.平成19年産品目別経営統計.1(6).http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/hinmoku/index.html Accessed Sep. 6, 2018.
• 農林水産省,2017.作況調査(野菜)確報 平成28年産野菜生産出荷統計.3(13).http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/index.html Accessed Sep.6,2018.
• 大里達朗,新田政司,遠藤征彦,2001.ホウレンソウ調製機の性能と導入効果.東北農業研究,54,201-202.
• 新農業機械実用化促進株式会社,2018.21世紀農業をパワーアップ 緊プロ農機のすべて.1章 緊プロ農機の誕生と普及.新農業機械実用化促進株式会社,東京,6.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高能率 ,  ホウレンソウ ,  調製 ,  開発