抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近,燃焼エンジンの効率向上の要求が厳しい排出制約により高まっている。したがって,排気ガス温度が高くなるので,自動車排気システムにおけるばねに使用される材料に対する耐熱性の要求は増大している。γ′相で強化されたCo-W-Al合金析出物は良好な高温強度を有し,従来のNi基超合金より高い温度適用の可能性を持つと考えられる。しかし,コイルばねの応用では,コイルワイヤを作るために,材料は,熱間および低温ロールにおいて十分な加工性を持つ必要がある。熱間加工性と高温機械的性質を強化するために,NiとCrを添加し,Co-Ni-Cr-W-Al合金の化学組成で最適化を行った。本稿では,開発した「COWALOY」のコイルばねの化学組成の最適化と緩和特性について報告した。(翻訳著者抄録)