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J-GLOBAL ID:201802271807848079   整理番号:18A0049304

海難事故に対する初動対応と事故再現・解析技術の高度化に関する研究

Researches on Advanced Technology for Initial Responses, Reproduction, and Analysis of Marine Accidents using the Actual Sea Model Basin and the Bridge Simulator for Navigation Risk
著者 (17件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1-52 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月09日 
JST資料番号: U0578A  ISSN: 2188-6598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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重大な海難事故では,再発防止の観点からの早急な詳細分析,事故船の船体形状・復原性能計測など,初動対応内容の高度化が必要である。事故再現・原因分析を可能とし,海難事故防止対策立案へ貢献すべく,研究開発を行った。1)初動分析の高度化:流体力特性統合推定システム,事故船現場計測手法,2)再現・解析技術の高度化:実海域再現水槽での海難事故再現手法,波浪場の面計測技術,事故船の波浪中船体運動推定ツール,緊急停止時・浅水域等における流体力特性推定手法,操船リスクシミュレータにおける表現技術の向上,船体運動推定ツールの高度化とシミュレータによる再現。事故発生直後における現場計測の適切な実施,推定される事故原因の絞込みが可能となり,同時に,海難事故詳細解析についても迅速・的確な実施が可能になる。操船リスクシミュレータを高度化するインテリジェントシミュレータを構築し,新しい船体運動推定ツールを用いて海難事故を再現した。
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その他の水上輸送・サービス 
引用文献 (75件):
  • 運輸安全委員会:2 フェリーありあけ船体傾斜,船舶事故調査報告書 MA2011-2 (2011).
  • 運輸安全委員会:2 漁船第一幸福丸転覆,船舶事故調査報告 MA2011-3 (2011).
  • 一ノ瀬康雄:設計工数の削減を目指して-Hope, HOPE Light の開発,海上技術安全研究所研究発表会講演集, 第10号 (2010),pp.97-104.
  • 一ノ瀬康雄,久米健一:船型要目最適化プログラム HOPE Light,海上技術安全研究所報告,第15巻第4号, (2016),pp.13-25.
  • 社団法人日本海運集会所 編:日本船舶明細書シリーズ,(本研究では 2012年版を使用).
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