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J-GLOBAL ID：201802271813272956   整理番号：18A0438239

乳由来生理活性ペプチドはCaco-2細胞モデルにおける酸化ストレスから保護する【Powered by NICT】

Milk-derived bioactive peptides protect against oxidative stress in a Caco-2 cell model

著者 (10件)： Tonolo F. (University of Padova, Department of Biomedical Sciences, Padova, Italy. [e-mail]) ,  Sandre M. ,  Ferro S. ,  Folda A. ,  Scalcon V. ,  Scutari G. ,  Feller E. ,  Marin O. ,  Bindoli A. ,  Rigobello M. P.
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 9  号： 2  ページ： 1245-1253  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 牛乳と牛乳由来生成物は生理活性ペプチドの関連汚染源,機能性食品の潜在的成分をもである。生理活性ペプチドは,抗酸化作用を含む複数の作用を発揮する。本論文では,四種類の合成ペプチド(NPYVPR,AVPYPQR,KVLPVPEK,ARHPHPHLSFM),牛乳由来ペプチドへの対応を検討した。異なる特徴を持つが,RP-HPLCクロマトグラフィーとMS分析により明らかになったように,得られたペプチドは上皮単分子層形成に配置されたCaco-2細胞により取り込まれることを示した。四ペプチドは誘導された酸化ストレス,酸化ストレスの制御に役割を持つかもしれないことを示すに対する細胞生存率を維持することができた。,全チオールとグルタチオン含量の推定は,酸化剤・過酸化水素(H_2O_2)またはtert-ブチルヒドロペルオキシド(TbOOH)のようなによる細胞処理後に行った。ペプチドはH_2O_2またはTbOOHにより誘導された全チオールとグルタチオンの両方の減少を防ぐことができ,加えて,チオール関連抗酸化酵素チオレドキシンレダクターゼとグルタチオンレダクターゼに対する保護作用を示した。最後に,Caco-2細胞におけるTbOOHにより誘導されたROS産生の低下を引き起こした。報告された結果は,細胞中の生物活性ペプチドの演ずる重要な抗酸化的役割,これまで知られている特性に付加することを明らかにした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 質量分析 ,  酸化防止 ,  *ペプチド ,  *Caco2細胞 ,  *酸化ストレス ,  逆相HPLC ,  機能性食品 ,  牛乳 ,  過酸化水素 ,  *生理活性ペプチド ,  保護作用 ,  グルタチオンレダクターゼ ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： 抗酸化酵素 ,  細胞生存率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品蛋白質  (FJ09020N)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 乳 ,  生理活性ペプチド ,  Caco-2細胞 ,  モデル ,  酸化ストレス