抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,時変の位相雑音に対して耐性のある高次circular Quadrature Amplitude Modulation(QAM)の設計法を提案する。本稿では,高符号化率のLow-Density Parity-Check(LDPC)符号化に適した並列ダブルグレイマッピング及び協調LDPC復号の適用を前提にした。提案の設計法では,全てのリング上で同数の信号点を有する信号空間配置をベースにして,主に各信号点における隣接信号点間の最小ユークリッド距離の平均値,振幅方向及び位相方向の隣接信号点間の平均ユークリッド距離,同一LDPC符号化ビットを有する信号点間の最小ユークリッド距離により,circular QAM信号空間配置を設計する。Circular1024QAMを例として,具体的な設計法を述べ,16points x2rings+32points x1ring+64points x15ringsのcircular1024QAM信号空間配置を提案する。計算機シミュレーション結果より,提案の設計法の妥当性を示す。さらに,提案のcircular1024QAM信号空間配置は,ビット誤り率が10
-6を満たすための所要受信Signal-to-Noise power Ratio(SNR)をrectangular1024QAMに比較して約0.2-0.5dB低減できることを示す。(著者抄録)