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J-GLOBAL ID：201802272238025392   整理番号：18A0416483

『水害統計』と人的被害把握の欠落 河川法改正20年に寄せて

著者 (1件)： 梶原健嗣 (愛国学園大学)
資料名： 水資源・環境研究(Web)  (Journal of Water and Environmental Issues (Web))
巻： 30  号： 2  ページ： 42-45(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0545A  ISSN： 1883-9398  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1997年の河川法改正を受けて発表された足立敏之論文「転換期の水政策-河川法の改正と今後の河川環境の保全と整備」を概説し,考察。
・論文では,環境保全目的の追加,市民参加による意思決定システム,河川審議会に諮問した「新たな水循環・国土管理に向けた総合的行政」の答申に期待。
・豪雨災害死者数の分析から,人的被害が大きな要因である土石流災害の重要性を示し,水害研究の重要な基礎資料である国土交通省発行の「水害統計」の不備を指摘。

シソーラス用語： 法規 ,  *水害 ,  河川環境 ,  市民参加 ,  環境保全 ,  国土計画 ,  土石流 ,  損害 ,  *管理 ,  *政策 ,  *統計データ
準シソーラス用語： 河川法 ,  豪雨災害 ,  人的被害 ,  *河川管理 ,  *水政策

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 足立敏之(1997)「転換期の水政策河川法の改正と今後の河川環境の保全と整備」『水資源・環境研究』10
• 牛山素行(2005)「2004年台風23号による人的被害の特徴」『自然災害科学』24-3
• 牛山素行(2008)「2004~2007年の豪雨災害による人的被害の原因分析」『河川技術論文集』14
• 牛山素行(2015a)「2004~2014年の豪雨災害による人的被害の原因分析」『東北地域災害科学研究』51
• 牛山素行(2015b)「2014年8月広島豪雨による犠牲者の特徴」『自然災害科』34

タイトルに関連する用語 (6件)： 水害 ,  統計 ,  人的被害 ,  把握 ,  欠落 ,  河川法