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J-GLOBAL ID：201802272371532350   整理番号：18A1228510

災害後の生活と復旧・復興 放射性物質含有土壌・廃棄物の多機能盛土による隔離・保管

著者 (2件)： 伊藤洋 (北九州市大 国際環境工) ,  伊藤洋 (北九州市大 環境技研)
資料名： 粉体技術
巻： 10  号： 7  ページ： 592-597  発行年： 2018年07月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・放射能汚染した土壌や飛灰を相当長期にわたって貯蔵可能な多機能盛土の概要と実証試験結果について紹介。
・盛土の基本構造はPEと土砂で構築した放射能遮蔽性の側壁内に,上下面をセシウム吸着層で挟んだ汚染土壌や灰を充填し,降雨の排水性と発生ガスの透過性を確保。
・モデルセシウム化合物と下水スラッジ混合物による実証実験や飛灰による実証実験の有効な結果も紹介。
・施工が容易なことや有害重金属や有害有機物質の隔離貯蔵にも適用可能。

シソーラス用語： 震災 ,  *原子炉事故 ,  土壌汚染 ,  放射能汚染 ,  修復活動 ,  *盛土 ,  再利用 ,  保管 ,  放射線遮蔽 ,  実証実験 ,  テクノロジーアセスメント ,  *汚染土壌
準シソーラス用語： 長期保管 ,  東日本大震災

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S)

引用文献 (11件)：

• 環境省 : “中間貯蔵施設の現状について”、 環境省HP (https://www.env.go.jp/jishin/rmp/conf/law-jokyo07/lj07_mat01.pdf)、 環境再生・資源循環局 (2017)
• 大石徹・伊藤洋ほか : “新しい盛土構造を想定した重金属汚染土壌浄化に関する基礎実験”、 土壌環境センター技術ニュース、 19、 p.1-9 (2012)
• 大石徹・伊藤洋ほか : “多機能盛土による重金属浸出抑制効果に関する実証実験”、 第18回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集、 p.32-36 (2012)
• 伊藤洋 : “放射性物質汚染土壌の現状と多機能盛土による保管技術”、 粉体技術、 4(10)、 p.26-32 (2012)
• 松山秀明・伊藤洋ほか : “多機能盛土による放射性物質汚染汚泥の放射線遮蔽実証実験 (I)”、 第18回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集、 p.317-322 (2012)

タイトルに関連する用語 (11件)： 災害 ,  生活 ,  復旧 ,  復興 ,  放射性物質 ,  土壌 ,  廃棄物 ,  多機能 ,  盛土 ,  隔離 ,  保管