文献

J-GLOBAL ID：201802272825044394   整理番号：18A2077890

単結晶強磁性Ce3RuSn6の磁気異方性【JST・京大機械翻訳】

Magnetic anisotropy of single-crystal ferromagnetic Ce3RuSn6

著者 (7件)： Wakiya Kazuhei (Department of Physics, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Tomaki Takeru (Department of Physics, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Kimura Minami (Department of Physics, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Uehara Masatomo (Department of Physics, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Gouchi Jun (Institute for Solid State Physics, The University of Tokyo, Kashiwa 277-8581, Japan) ,  Uwatoko Yoshiya (Institute for Solid State Physics, The University of Tokyo, Kashiwa 277-8581, Japan) ,  Umehara Izuru (Department of Physics, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan)
資料名： Journal of Magnetism and Magnetic Materials  (Journal of Magnetism and Magnetic Materials)
巻： 471  ページ： 274-277  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0644A  ISSN： 0304-8853  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Czochralski法を用いて,強磁性転移を示す斜方晶系Ce3RuSn6の単結晶を成長させた。ここでは,2~300Kの温度範囲におけるこの試料の電気抵抗率,比熱および磁化測定を示した。電気抵抗率ρは,20KからCurie温度TC=3K以上の温度依存性を示した。TCではρは減少し,比熱Cは磁気転移により鋭いピークを示した。磁化測定は磁化Mが高度に異方的で,TC以下の磁気構造はおそらく単純な強磁性構造ではないことを明らかにした。磁場Bがb軸またはc軸に沿って適用されるとき,MはTCにおいてそれぞれ強磁性様の急速な増加または反強磁性様のカスプ異常を示す。さらに,B||cに対して,メタ磁性様異常がB=2.5Tで磁化曲線に現れた。しかし,B||aに対しては,MはTCで明確な異常を示さない。その結果,TC以下では,Ce3RuSn6は非共線磁気構造をもち,磁気モーメントはbc面に整列していることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *強磁性 ,  反強磁性 ,  電気抵抗率 ,  磁気モーメント ,  *磁気異方性 ,  磁気構造 ,  カスプ磁場 ,  温度依存性 ,  *単結晶 ,  磁気転移 ,  磁化 ,  比熱 ,  メタ磁性 ,  磁化曲線 ,  強磁性転移

著者キーワード (3件)： R3 RuSn6 ,  Kondo効果 ,  非共線磁気構造

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 単結晶 ,  強磁性 ,  磁気異方性