文献

J-GLOBAL ID：201802273305198998   整理番号：18A0607317

Armadillidium vulgare(等脚類:ワラジムシ亜目)における抱卵による増加した捕食リスク【Powered by NICT】

Predatory risk increased due to egg-brooding in Armadillidium vulgare (Isopoda: Oniscidea)

著者 (2件)： Suzuki Seizi (Department of Ecology and Systematics, Graduate School of Agriculture, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Futami Kyoko (Institute of Tropical Medicine, Nagasaki University, Sakamoto, Nagasaki, Japan)
資料名： Ethology  (Ethology)
巻： 124  号： 4  ページ： 256-259  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1451A  ISSN： 0179-1613  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生殖のコストは,その後の生存または将来の繁殖成功率の低下と関連している。生殖中あるいは後の親の生存率の減少は,それらの将来の繁殖の可能性を低減する。しかし,両親へのそのような生存コストを実証した研究はほとんどない。Armadillidium vulgareの雌はこれらの若いふ化までmarsupiumと托卵における卵を保持している。marsupium(マメ科)における卵の介護は,抱卵雌に大きな負担をかけると考えられ,それらの捕食者回避行動を制限している。そのようなものとして,ケアのコストは抱卵雌の死亡率を増加させる可能性がある。親による子の保護のコストを明らかにするために,行動および捕食リスクに対する抱卵の影響を調べた。卵抱卵雌は移動と回転時間の速度を減少させ,高い速度で捕食者による殺処分した。著者らの結果は,A.vulgareの抱卵は捕食リスクの形でコストを持つことを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生存率 ,  死亡率 ,  受胎率 ,  *抱卵 ,  *等脚類 ,  生殖 ,  捕食者 ,  マメ科
準シソーラス用語： 回避行動 ,  托卵 ,  *捕食リスク , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 生殖のコスト ,  移動 ,  marsupium ,  親による子の保護 ,  圧延

分類 (2件)： 動物生態学一般  (EE03010W) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 等脚類 ,  抱卵 ,  捕食リスク