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J-GLOBAL ID：201802273431745265   整理番号：18A1260921

光照射固体NMRとDFTにより明らかにされたPPR中間体のレチナール配置【JST・京大機械翻訳】

Retinal Configuration of ppR Intermediates Revealed by Photoirradiation Solid-State NMR and DFT

著者 (8件)： Makino Yoshiteru (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, Hodogaya-ku, Yokohama, Japan) ,  Kawamura Izuru (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, Hodogaya-ku, Yokohama, Japan) ,  Okitsu Takashi (Laboratory of Organic Chemistry for Life Science, Kobe Pharmaceutical University, Higashinada-ku, Kobe, Japan) ,  Wada Akimori (Laboratory of Organic Chemistry for Life Science, Kobe Pharmaceutical University, Higashinada-ku, Kobe, Japan) ,  Kamo Naoki (Faculty of Advanced Life Science, Hokkaido University, Kita-ku, Sapporo, Japan) ,  Sudo Yuki (Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences, Okayama University, Okayama, Japan) ,  Ueda Kazuyoshi (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, Hodogaya-ku, Yokohama, Japan) ,  Naito Akira (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, Hodogaya-ku, Yokohama, Japan)
資料名： Biophysical Journal  (Biophysical Journal)
巻： 115  号： 1  ページ： 72-83  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0298A  ISSN： 0006-3495  CODEN： BIOJAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Natronomonas pharaonis由来のPharanois phoborhopdopsin(ppR)は,負の走光性に関与する膜貫通光受容体蛋白質である。網膜発色団の光異性化により誘発されるppRの構造変化は,いくつかの光中間体を含む環状光反応経路を介してその同族変換蛋白質(pHtrII)に伝達される。この経路は光サイクルと呼ばれる。光サイクル中の網膜の詳細な配置変化を理解することは重要である。以前に,その場光照射固体NMR実験により,光中間体(M-中間体)の一つを観察した。本研究では,緑色光(520nm)照射によるO-およびN′-中間体のような後期光中間体の13C交差分極マジック角スピニングNMR信号をさらに観察した。M-中間体の青色光(365nm)照射下で,O-中間体における14-および20-13C-標識網膜の13C交差分極マジック角スピニングNMR信号が115.4および16.4ppmに現れ,13-trans,15-syn配置に帰属された。N′-中間体によって引き起こされた信号は115.4及び23.9ppmに現れ,13-cis配置に帰属され,それらは-60°CにおけるM-中間体の熱崩壊時にO-中間体と平衡状態にあった。このように,光照射NMR研究は,M-からO-中間体への光反応経路およびN′-およびO-中間体間の平衡状態を明らかにした。さらに,密度汎関数理論化学シフト計算を実行することにより,O-およびN′-中間体における詳細なレチナール配置を評価した。結果は,N′-中間体が13-cis配置により63°のねじれた網膜状態を持つことを示した。光照射固体NMRと密度汎関数理論計算により得られた[20-13C]と[14-13C]網膜の化学シフト値に基づいて,O-とN′-中間体の網膜配置をそれぞれ13-trans,15-syn,13-cisと決定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 光異性化 ,  MASNMR ,  走光性 ,  網膜 ,  光受容体 ,  発色団 ,  化学シフト ,  密度汎関数法 ,  *光照射 ,  タンパク質 ,  *中間体 ,  構造変化 ,  *固体NMR ,  脂環式化合物 ,  ビタミンA ,  不飽和アルデヒド ,  ポリエン
準シソーラス用語： 光サイクル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (1件)： レチナール

タイトルに関連する用語 (5件)： 光照射 ,  固体NMR ,  DFT ,  中間体 ,  レチナール