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J-GLOBAL ID：201802273480255023   整理番号：18A0608758

切落されたヘモグロビンNにおけるNO二酸素化のための競合的配位子結合の動力学的解析と構造的解釈【Powered by NICT】

Kinetic Analysis and Structural Interpretation of Competitive Ligand Binding for NO Dioxygenation in Truncated Hemoglobin N

著者 (2件)： Das Akshaya Kumar (Department of Chemistry, University of Basel, Klingelbergstrasse 80, Basel, Switzerland) ,  Meuwly Markus (Department of Chemistry, University of Basel, Klingelbergstrasse 80, Basel, Switzerland)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 57  号： 13  ページ： 3509-3513  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸素による硝酸塩(NO_3~ )への酸化窒素(NO)の変換は致死的NOから細胞を保護する。NOヘムから出発して,良性NO_3~ への変換では第一段階は配位子交換反応FeNO+O_2→FeO_2+NO,分子レベルでほとんど理解されていないものである。野生型(WT)短縮型ヘモグロビンN(trHbN)とそのY33A変異体では,交換反応に対する障壁の計算値は1.5kcal/mol~ 1により異なり,実験から1.7kcal/mol~ 1と比較した。配位子交換反応であるtrHbNにおける律速し,エントロピーの寄与は,WTと変異体間の差の75%を占めることを直接確認した。活性部位を囲む残基Tyr33,Phe46,Val80,His81,及びGln82は反応経路を制御することが期待される。電子構造計算との比較により,二配位子結合状態を分離する遷移状態は~2A状態に帰属した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 反応経路 ,  配位子交換 ,  律速 ,  *ヘモグロビン ,  野生型 ,  *酸素化 ,  硝酸塩 ,  遷移状態 ,  交換反応 ,  エントロピー ,  酸化窒素 ,  *動的解析 ,  活性部位
準シソーラス用語： 電子構造計算 ,  短縮型ヘモグロビン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 脱窒素 ,  配位子交換 ,  反応性分子動力学

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヘモグロビン ,  NO ,  酸素化 ,  競合 ,  配位子 ,  動力学的解析